【要注意!】ネズミが壁の中に巣を作る原因と駆除のための3つの対処法
まずはこちらの貴重映像をご覧ください。
これは実際にネズミにお困りのお客様宅にて調査時に発見したネズミの巣の映像になります。
夜、家の中が静まり返ったタイミングで「カサカサ」「ザザザ」といった音が壁の中から聞こえたら、ネズミが入り込んでいる可能性があります。
壁の中にネズミが巣を作ると、日常生活にさまざまな支障をきたすだけでなく、状況によっては火災の原因になることもあります。
本記事では、ネズミが壁の中に巣を作る理由や、そこから生じる被害について詳しく解説します。
また、自分でできる駆除の方法や、専門業者に依頼する際のポイント・手順についても紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
■記事の信頼性
☆公益社団法人日本ペストコントロール協会会員
☆一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会、感染症予防衛生隊
☆日本ペストロジー学会会員
☆建築物ねずみ昆虫等防除業登録の有る
”すぐくる”総合リビングサービス株式会社の
防除作業監督者で代表取締役の”高橋”が筆者です!
(”すぐくる”総合リビングサービス株式会社 高橋)
目次
ネズミが壁の中に住み着く主な3つの理由
・寒さを避けるため
・エサが手に入りやすい環境だから
・侵入しやすく、巣を作るのに適しているため
ネズミが壁の中に巣を作ると起こる被害とは?
・電気配線をかじられて漏電し、火災の危険がある
・ダニやノミ、寄生虫などが増殖する
・夜行性のため、物音で睡眠が妨げられる
壁の中のネズミを駆除するにはどうすればいい?
・侵入口をしっかり封鎖する
・忌避剤や光・音を使って追い出す
・捕獲器や粘着シートを設置して回収・処分する
業者にネズミ駆除を依頼する際のポイント|壁の中の対応も可能?
・ペストコントロール協会に加盟しているかを確認
・施工実績や利用者の口コミをチェックする
・実際に駆除を依頼した方の感想を参考にする
・無料相談やアフターケアの有無も重要
見えない壁の中のネズミ駆除はプロに任せるのが安心
ネズミが壁の中に住み着く主な3つの理由

ネズミを駆除するには、まずなぜ彼らが壁の中に入り込むのか、その理由を理解することが大切です。理由が分からなければ、適切な予防や対策はできません。
ここでは、ネズミの習性や行動パターン、そして巣作りをする背景についてご紹介します。
ネズミが壁の中だけでなく、屋根裏や天井に巣を作る主な理由は、以下の3つです。
1寒さを避けるため
2エサが手に入りやすい環境だから
3侵入しやすく、巣を作るのに適しているため
寒さを避けるため
ネズミは寒さにあまり強くなく、気温が10度を下回るとほとんど活動できなくなります。
自然の中では地面の中や木の穴などに巣を作って寒さをしのぎますが、都市部では暖かい場所を求めて住宅内に侵入してきます。
特に冬の時期、人が暮らす家の壁の中や屋根裏・天井といった場所は、ネズミにとって快適で安全な環境となりやすいのです。
エサが手に入りやすい環境だから
ネズミは人間の食べ物ならほとんど何でも口にし、時にはペットフードや石鹸までも食べてしまいます。
そのため、飲食店や食品を扱う施設など、餌になるものが豊富な場所ではネズミの被害が起こりやすくなります。
ネズミの侵入を防ぐには、残飯や生ゴミなどの食べ物を放置しないことが基本です。
また、米や小麦粉、乾燥パスタ、インスタントラーメンなども包装を破って食べるため、これらは戸棚や冷蔵庫の中でしっかり保管するようにしましょう。
侵入しやすく、巣を作るのに適しているため
ネズミは非常に狭い隙間でも通り抜けることができます。
子ネズミであれば直径約0.8cm、大人のネズミでも2.5cmほどの隙間があれば侵入が可能です。
そのため、以下のような小さなすき間からでも、住宅内に入り込んでくる恐れがあります。
・壁のひびやサイディングのつなぎ目
・玄関や勝手口などの出入り口周辺
・床下の換気用の開口部
・屋根まわりや庇、出窓のすき間
・雨戸やシャッターのわずかなすき間
・エアコンの配管が通っている部分
・ガス管や水道管の通過部分のすき間
・換気扇や通風口のまわり
・電気のブレーカーまわりのすき間
ネズミは上記以外にも、わずかなすき間を見逃さずに見つけては、建物の中へと侵入してきます。
巣作りには十分なスペースと材料が必要ですが、壁の中にある断熱材や配管などを上手に活用して巣を構えるのです。
特に都市部に生息するネズミにとって、住宅は餌を手に入れやすく、天敵も少なく、温度も安定していて過ごしやすい環境です。
そのため、ほんの小さなすき間からでも侵入し、住み着いてしまうのです。
そして夜になると、活動を始めたネズミの足音や物音によって、住人がようやく存在に気づくというケースも少なくありません。
次の章では、こうしたネズミによる被害の具体例について詳しくご紹介します。
ネズミが壁の中に巣を作ると起こる被害とは?
一般的に小さな動物として認識され、ペットとしても飼われるネズミですが、家庭内に侵入し巣を作った場合、そのもたらす問題は決して侮れません。ここでは、ネズミが住居の壁内部に巣を構築することで発生する、想定以上の3つのトラブルについて詳しくご説明します。
1電気配線をかじられて漏電し、火災の危険がある
2ダニやノミ、寄生虫などが増殖する
3夜行性のため、物音で睡眠が妨げられる
電気配線をかじられて漏電し、火災の危険がある
壁の中にネズミが巣を作ると、電気配線をかじられて漏電が起き、火災につながる危険性があります。
ネズミは常に伸び続ける歯を削るため、さまざまなものをかじる習性があり、電気の配線もその対象となってしまいます。
配線が損傷するとショートや漏電が起こり、それが火災の原因になることもあります。
特に配線が複雑な住宅や、空気が乾燥している季節には火災リスクが高まるため、より注意が必要です。
こうした最悪の事態を防ぐためにも、ネズミの気配に気づいた時点で、できるだけ早く駆除対策を講じることが重要です。
ダニやノミ、寄生虫などが増殖する
ネズミの体やその巣には、ダニやノミ、寄生虫が多く付着していることがあります。
これらのダニやノミは、人間だけでなくペットにも害を及ぼす可能性があります。
さらに、サルモネラ菌やE型肝炎ウイルスなどの病原菌を媒介することもあります。
特に免疫力が低い幼児や高齢者がいる家庭では、これらのリスクに十分注意が必要です。
ネズミを駆除した後は、壁の中にあった巣を含め、必ず消毒を行わなければなりません。
夜行性のため、物音で睡眠が妨げられる
ネズミは夜行性なので、夜間に騒音を立てることがあります。この音が睡眠を妨げ、ストレスの原因となることがあります。
壁の中にネズミがいることがわかったら、早急に駆除して、安眠できる環境を取り戻すことが大切です。
もしネズミが壁の中にいるのがわかっても、駆除や対策をしないで放置すると、数が増えていき、最終的には悪臭を発し、家屋が汚れ始めます。
被害が広がる前に対策を取ることで、快適で安全な住環境を維持することができます。
次の章では、壁の中に巣を作るネズミの駆除方法や対策を詳しく解説します。
壁の中のネズミを駆除するにはどうすればいい?
壁の中にいる生き物がネズミかどうかを確認することが重要です。なぜなら、もしそれがネズミでなくイタチやコウモリであった場合、鳥獣保護法によって無許可での駆除や殺処分が禁止されているからです。
野生のネズミは鳥獣保護法の対象ですが、家に住み着くドブネズミやクマネズミ、ハツカネズミは駆除しても問題ありません。しかし、イタチはネズミと似た生態を持つため、どの動物かをしっかり見分けてから駆除や対策を行うことが大切です。
これから、壁の中にネズミが巣を作っている場合の駆除方法を3つご紹介します。
1侵入口をしっかり封鎖する
2忌避剤や光・音を使って追い出す
3捕獲器や粘着シートを設置して回収・処分する
侵入口をしっかり封鎖する
まず、壁の中でネズミの音が聞こえたら、音の発生源を特定し、効果的な忌避剤を使用して追い出しましょう。ネズミを追い出した後は、侵入経路を完全に塞ぐことが重要です。小さな隙間や穴からネズミは侵入するので、外壁や床下、窓周りなどを念入りにチェックしてください。さらに、水道管、ガス管、エアコンの配管周りもネズミの侵入経路となることがあります。侵入経路が見つかったら、細かい金網やスチールウールを使って隙間をしっかりと塞ぎましょう。ネズミがかじることを考慮して、金属製の材料を使うことをおすすめします。
忌避剤や光・音を使って追い出す
侵入経路を塞いだ後は、ネズミが嫌う忌避剤を使って再び侵入しないようにしましょう。ハッカ油、ワサビ、唐辛子に含まれるカプサイシンなど、ネズミが嫌う匂いの製品はドラッグストアやホームセンターで購入できます。また、光や超音波を利用した撃退アイテムも効果的なので、侵入経路周辺に設置することをお勧めします。燻煙剤を使用する際は、取扱説明書に従い、専門家(防除作業監督者)のアドバイスを受けて安全かつ効果的に使用することが重要です。
捕獲器や粘着シートを設置して回収・処分する
ネズミを駆除するために、捕獲器や粘着シートを使う方法もあります。捕獲器を使う際は、ペットが誤って捕まらないように設置場所に注意を払いましょう。また、粘着シートを設置する際も、人やペットが通行する場所に貼り紙をして知らせるなど、配慮が必要です。ネズミを捕まえた場合は、溺死させてから、ダニやノミ、寄生虫が広がらないよう袋に密封し、速やかに可燃ゴミとして処分します。処分の際は、手袋とマスクを着用し、感染症の予防対策を万全にしてください。
壁の中に巣を作っているネズミの駆除は簡単ではありませんが、これらの方法を組み合わせることで効果的に駆除できます。それでも駆除が難しい場合は、専門業者に依頼することが最も効果的です。次の章では、壁の中にいるネズミを業者に駆除してもらう際のポイントについて説明します。
業者にネズミ駆除を依頼する際のポイント|壁の中の対応も可能?
「ネズミが壁の中にいることは分かっているが、駆除がうまくいかない。」
「罠を仕掛けて捕まえても、ネズミを処理するのは自分にはできない・・・。」
こういった場合、専門業者に依頼するのが最適です。
ここでは、失敗しないネズミ駆除業者を選ぶためのポイントについて説明します。
重要なポイントは以下の3つです。
1ペストコントロール協会に加盟しているかを確認
2施工実績や利用者の口コミをチェックする
3無料相談やアフターケアの有無も重要
ペストコントロール協会に加盟しているかを確認
ネズミをはじめとする害獣駆除を依頼する際は、日本ペストコントロール協会加盟店を選ぶと安心です。
協会に加盟している業者は、ウイルスや菌の消毒や害獣駆除に必要なライセンスを保有しており、信頼できるサービスを提供してくれます。
どの業者に依頼すべきか迷った際には、日本ペストコントロール加盟店を選ぶことをおすすめします。
施工実績や利用者の口コミをチェックする
信頼できる業者を選ぶためには、実績やレビューを確認することが非常に重要です。
業者のウェブサイトに掲載されている経歴や過去の実績を見れば、その業者が得意とする分野や専門的な駆除方法が分かります。
経験豊富で長年の実績がある業者であれば、壁の中のネズミでも効果的な駆除をしてくれる可能性が高いです。
また、実際にサービスを利用したお客様の評価やレビューも選ぶ際の参考になりますので、しっかりと確認して選定の参考にしましょう。
無料相談やアフターケアの有無も重要
ネズミ駆除を外注する際は、まず相談が無料かどうかを確認することが大切です。
現地調査を依頼するだけで出張費が発生することもあるので、費用について事前に確認しておくべきです。
また、ネズミは駆除後に再び侵入することもあるため、保証やアフターサービスの有無を確認し、再発時には速やかに対応してもらえるよう交渉しましょう。
駆除に関する相談時に、業者が丁寧で親切な対応をし、迅速に対応してくれるなら、安心して任せられます。
無駄な費用を避けるためにも、信頼できる業者を選びましょう。
見えない壁の中のネズミ駆除はプロに任せるのが安心
ネズミが壁の中に巣を作った場合、早期に駆除しないと、生活環境や家屋にさまざまな被害を及ぼす可能性があります。しかし、壁の中に巣がある場合、駆除は難しく、罠で捕まえたとしても、多くの人がネズミの殺処分や処理方法で困るでしょう。
専門業者に依頼すれば、彼らは豊富な知識と経験を持っているため、効果的に駆除を行ってくれます。業者選びの際に押さえておくべきポイントを理解すれば、信頼できる業者を見つけることができます。
快適な生活空間を取り戻すためには、まず被害の状況を整理し、電話での相談を始めてみましょう。
ネズミやハクビシン・コウモリ等の害獣やトコジラミやシロアリ・ゴキブリ等の害虫でお悩みの方は
☆公益社団法人日本ペストコントロール協会会員
☆一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会、感染症予防衛生隊
☆日本ペストロジー学会会員
☆建築物ねずみ昆虫等防除業登録の有る
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