ネズミとハムスターの違いは?身体面や生態を比較してみた
普段、ネズミとハムスターは全く別の生き物として認識していますが、よく見てみると似ている部分もありますよね。一体、ネズミとハムスターは具体的にどのような部分が違うのでしょうか?そこで本記事では、ネズミとハムスターの違いを解説します。気になる方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
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ネズミとハムスターの違い
ここからは、ネズミとハムスターの相違点を見た目や生活スタイルの違いに分けて解説します。
見た目の違い
まずは、顔の違いを見てみましょう。ハムスターのほっぺたには、餌を詰め込んだ状態で運ぶための頬袋がありますが、ネズミは頬袋を持っていません。またハムスターは丸くて愛くるしい顔をしていますが、ネズミは面長で細い輪郭を持っています。
次に、ハムスターのお尻には短いしっぽが付いていますが、ネズミは長いしっぽを持っていることが特徴です。これは、それぞれの動き方や生活スタイルに合わせて進化した結果で、ネズミはジャンプしたり木に登ったりなど、長いしっぽでバランスをとりながら立体的な動きができるような仕様になっています。
ハムスターはそこまで激しく動くことはなく地面を歩きまわるだけなので、邪魔にならないように短いしっぽを持っています。
生活スタイルの違い
ハムスターは、基本的に1匹だけで縄張りを作り単独で行動していますが、ネズミの場合は集団生活が基本です。そのため、ネズミを1匹でも見たときには仲間が複数匹存在すると考えた方が良いでしょう。
ネズミとハムスターの共通点
そもそもハムスターとネズミは、どちらもげっ歯類に分類される鋭い歯を特徴とした動物です。ネズミ目の中には、2000種類以上の動物が存在しており、その中の1種であるキヌゲネズミ科と呼ばれる動物がハムスターです。そのため広義では、ハムスターはネズミの1種だと捉えることもできるでしょう。
ネズミはハムスターが苦手って本当?
意外かもしれませんが、ハムスターはネズミにとって天敵だという話があります。ハムスターは縄張り意識が非常に強い生き物ですが、縄張りを守るために発している臭いがネズミにとっては苦手な臭いであるためです。自宅でハムスターを飼っている場合は、ハムスターの臭いがするため、ネズミが近寄り難いかもしれません。
ネズミが嫌われる理由
ハムスターはペットとして可愛がられますが、ネズミは、煙たがられる存在として扱われることが多いものです。ここでは、ネズミが嫌われる理由を見ていきましょう。
不衛生であるため
ネズミは、たくさんの病原菌やウイルス、寄生虫を持っており、家屋に侵入すると人間やペットに甚大な被害をもたらす可能性があります。死や重篤な症状をもたらす可能性のある病気や菌を媒介する不衛生な存在なので、嫌われています。
ダニの発生源になるため
ダニを駆除しても何度も再発する場合は、ネズミが原因かもしれません。ネズミの身体には、無数のダニがたくさん寄生しています。ネズミ1匹にダニが1000匹以上ついているというデータもあるため、どれだけダニを駆除しても再発するでしょう。ネズミから落ちたダニは新しい宿主を求めて、人間やペットに寄生するため、痒みや刺激を感じたときには十分注意しましょう。
家屋に被害を与えるため
ネズミは、柱や壁、コンクリートなどかじる習性があるため、大切な住宅や家財にダメージを与えてしまう可能性があります。被害がひどかった場合は修繕費用もかかってしまい、家屋の資産価値も下がってしまうため、ネズミは嫌われてしまいます。ハムスターの場合は、ゲージに入れている限り特に問題ないでしょう。
ネズミとハムスターは異なる特徴だらけ!
本記事では、ネズミとハムスターの違いをご紹介しました。大まかに分類すると、ハムスターはネズミの1種ですが、見た目や生活スタイルなどに大きな違いがあります。
ネズミが住宅に侵入するとたくさんの被害を受けてしまうため、早めの駆除が大切です。ネズミ被害にお悩みの方は、知識と経験が豊富な専門事業者に相談しましょう。
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