野生のネズミが好む食べ物は?好物を使った撃退方法まとめ
アニメや漫画の描写の影響で、ネズミの好物といえば「チーズ」のイメージがある方も多いのではないでしょうか。しかし実際に好む食べ物はチーズではないのです。この記事では、ネズミの好きな食べ物や食べ物を使った駆除方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
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野生のネズミの好物は?
ネズミが好んで食べるのは、ナッツなどの種子類です。特に、ひまわりの種子やピーナッツ類など脂質が高いものが好まれます。また、米や麦類などの穀物、ゴキブリやクモなどの昆虫類なども好んで食べる、いわば雑食の動物です。しかし種類によって、特別に好む食べ物は若干異なります。
チーズ好きのイメージが根強いネズミですが、嗅覚の強いネズミにとってはチーズの匂いは強すぎるようで、あまり得意ではないのです。
毒餌の仕掛けを使ってネズミを撃退する方法
ここでは、毒餌の仕掛けを使ってネズミを撃退するために必要な物と手順を解説します。
用意する物
- 食べ物(殺鼠剤入りと殺鼠剤なしの2種類)
- 毒餌専用の使い捨てプレート
- 粘着シート
- 使い捨てのビニール手袋(死体を触る際は厚手のもの)
- ビニール袋
- 使い捨てのマスク
毒餌を使った駆除方法
①まずは、ネズミをおびき寄せるための食べ物と、どこで食べるかを調べるために、毒を入れていない餌を数種類用意します。ネズミが共通して好む穀物類や、被害を受けたことのある食べ物などを用意してください。この時点ではまだ調査段階なので、餌に毒は混ぜません。
②①で準備した餌を毒餌専用の使い捨て皿に置き、何箇所か設置します。ネズミの警戒心を解くためにも、皿を新調したり位置は変えたりすることはやめて同じ餌を何度も追加してください。餌を設置する場所が多いほど、ネズミの行動範囲や行動パターンを知ることができるため、屋根裏やキッチン、家具の隙間など、できるだけたくさんの場所に置きましょう。
③剥離紙をはがさない状態の粘着シートをいくつかの場所に仕掛けます。そうしておくことで、粘着シートは踏んでも危険ではないものだと認識させましょう。
④数日間にわたり餌を放置していると、どの場所に置いたどの種類の食べ物が特に減っているかが分かってくるはずです。あまり食べられてなかった場所の餌は全て捨てて、よく食べられていた場所に好まれている餌を残します。
⑤④で残した食べ物に殺鼠剤を混ぜ、毒餌を作りましょう。ナッツ類の場合は、細かく砕いて固形タイプや粒状タイプの殺鼠剤の周りにまとわせます。
炊いたご飯粒を使用する場合は、粉状タイプの殺鼠剤とよく混ぜ合わせてから直径2センチほどに丸めてください。小麦粉は、殺鼠剤と砂糖、牛乳や水などの水分を適宜混ぜ合わせて直径2センチほどに丸めましょう。殺鼠剤を使用する場合は、健康上の被害を防ぐためにも必ずマスクと手袋を着用してください。
⑥毒なしの餌をこっそりと毒餌にすり替えて、粘着シートの剥離紙をはがしましょう。これまでは、粘着シートの上を歩いておいしい餌を食べれていたので、ほとんど警戒することはありません。
⑦およそ1週間~10日間ほど毒餌の減りをチェックして、減るたびに補充しておきましょう。粘着シートの位置を覚えられたと感じた場合には、時々移動させてやり直してください。
⑧毒餌が徐々に減らなくなってきたら、ネズミが駆除できたサインです。粘着シートにかかったネズミの動きを封じて新聞紙などで厳重に包み、生ごみの扱いで廃棄します。この時、ネズミに噛まれたり引っかかれたりして怪我をしないように、厚手の軍手を着用しましょう。
駆除した後も注意が必要
駆除が成功した後も、油断は禁物です。ネズミの侵入ロとなっていた場所や隙間をしっかりと塞いで、再発防止に努めましょう。外からの侵入を防ぐことで、ようやくネズミのいない環境をキープすることができます。
ネズミの好物を使って駆除しよう
本記事では、ネズミが好む食べ物の種類や、ネズミの好物を使った駆除方法をご紹介しました。好物を使用して駆除を行うことは可能ですが、粘着シートや毒餌を置く場所を決めるためにはネズミの生態を詳しく知っている必要があります。ネズミの駆除はスピードが命です。なかなかうまくいかないときや、死骸の処理に抵抗がある場合は、早めに業者に相談してください。
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