家に棲みつくクモ(蜘蛛)の種類・生態・見分け方についてご紹介!
家に住む蜘蛛は多くの人にとって恐怖の対象ですが、実際には人間にとって有益な存在であることが多いです。蜘蛛はゴキブリやダニを駆除する役割も果たします。この記事では、家庭に現れる蜘蛛の種類、見分け方、生態、毒の有無、好む環境について詳細に解説します。
■記事の信頼性
☆公益社団法人日本ペストコントロール協会会員
☆一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会、感染症予防衛生隊
☆日本ペストロジー学会会員
☆建築物ねずみ昆虫等防除業登録の有る
”すぐくる”総合リビングサービス株式会社の
防除作業監督者で代表取締役の”高橋”が筆者です!
(”すぐくる”総合リビングサービス株式会社 高橋)
家に棲みつく蜘蛛の種類
家に現れる蜘蛛は様々な種類がいます。代表的なものには「ジョロウグモ」「オニグモ」「カニグモ」「アシダカグモ」があります。ジョロウグモは茶色の斑点が特徴で、秋には玄関やベランダに巣を作ることがよくあります。オニグモは大きな体を持ち、ハエや蚊などの害虫を捕食するため、農家にとってはありがたい存在です。カニグモは平たい体をしており、アリやダニなどを捕食する益虫とされています。
家に棲みつく蜘蛛の生態
蜘蛛は基本的に夜行性で、昼間は隠れることが多いです。特に秋から冬にかけて屋内に侵入することが増えます。蜘蛛の巣は壁や天井によく見られるため、注意深く観察すると発見できます。
家に住む蜘蛛の多くは臆病で攻撃的ではなく、網を張って獲物を捕らえたり、昆虫を追いかけて生きています。日本には様々な種類の蜘蛛がおり、家に頻繁に現れる蜘蛛の種類は以下の通りです。
アシダカグモ
サイズは100~140mmで、毒はありません。益虫です。
この大型のクモは巣を作らずに徘徊し、ゴキブリを駆除します。
また、ネズミやハエ、蛾も捕食します。
どこからともなく現れて、家に住み着いたゴキブリを
約1年で根絶やしにした後、自然と姿を消します。
ハエトリグモ(ネコハエトリグモ)
サイズ:7-8mm
頭胸部は黒色で、周囲は灰褐色です。
腹部は灰褐色で、中央に黒色があります。
雌は全身が毛深いです。
雄は頭胸部と脚に黒さが際立っています。
徘徊性のクモで、ハエなどの小さな昆虫を飛びかかって捕食します。
アダンソンハエトリ
サイズは5~10mmで、益虫です。ダニ、コバエ、ゴキブリの幼虫などを捕食します。この蜘蛛は人間を警戒せず、昼間に活動し、視力が非常に優れています。
シモングモ
サイズが2-3mmで、丸い腹部を持つ白い造網性のクモです。家の天井の隅や押入れの中などに不規則な網を作ります。
ジョロウグモ
雌は20-30mm、雄は6-10mmの大きさで、腹部には黄色と青色の模様があります。これらは造網性の蜘蛛で、規則的な網を作り、網に捕まった虫を食べます。
イエオニグモ
家の軒下でよく見られるのは、網を張る蜘蛛です。これらの蜘蛛は網を円形または垂直に張り、網に引っかかった虫を捕食します。
家に棲みつく蜘蛛に毒はある?
一般的に、日本に生息する蜘蛛は人間にとって危険ではないことが多いですが、刺された際には痛みやかゆみ、発熱、悪寒などの症状が現れることがあります。特に、「アシダカグモ」や「マダラグモ」などの外来種は、人間にとって有毒な場合があります。
家庭内にいる蜘蛛の中には、人間に有害なものも存在します。例えば、「ヤグラシダ」は黒くて大型であり、「アメリカヤドクガエルグモ」は小型で毒性が強いです。しかし、通常、家庭内にいる蜘蛛は人間にとって大きな脅威にはなりません。毒性があっても、体が小さく、噛まれる可能性が限られているため、重大な被害は稀です。また、人を積極的に襲うことはほとんどありません。
それでも、アレルギー反応を引き起こす可能性はあります。例えば、ハエトリグモは体表に強いアレルゲンを持ち、触れることでかゆみや蕁麻疹を引き起こすことがあります。したがって、家庭内の蜘蛛が人に害を及ぼすことは少ないものの、アレルギー反応を引き起こすことがあるため、アレルギーを持つ人は注意が必要です。
蜘蛛の棲みつきやすい環境とは
蜘蛛は、私たちの住む環境に応じて異なる場所に住みます。蜘蛛が好む環境には次のような特徴があります。
暗く湿った場所:蜘蛛は乾燥を避けるため、暗く湿った場所を好みます。地下室や軒下、排水溝などが典型的な例です。
隠れる場所が豊富な場所:巣作りには隠れる場所が必要なため、散らかった場所や草が茂った場所、庭の隅に放置された物などが適しています。
昆虫が豊富な場所:蜘蛛は昆虫を食べて生きているため、昆虫が多い場所を好みます。花壇や木の下、軒下の灯りなどが好例です。
このように、蜘蛛が好む環境は明確な特徴を持っています。自宅周辺に蜘蛛が多い場合は、これらの場所を探し出し、改善することで蜘蛛の出現を減らせます。
蜘蛛が出現した場合は、自分で駆除するのではなく、専門の業者に依頼することが大切です。業者は駆除だけでなく、蜘蛛が住み着く環境を改善するアドバイスも提供し、再発防止に役立ちます。
ただし、蜘蛛はダニやゴキブリなどを捕食する益虫でもあるため、殺さずにそのままにしておくのが最善の場合もあります。
まとめ
家庭に侵入する蜘蛛の種類、見分け方、生態、毒の有無、好む環境について説明しました。蜘蛛は害虫を捕食することで有益な存在ですが、毒を持つ種もいるため注意が必要です。蜘蛛が好む環境は湿度が高く暗い場所であるため、室内の換気や清掃を定期的に行うこと、家の周囲の草木や物置を整理することが効果的です。蜘蛛が大量に発生したり毒を持つ蜘蛛が見つかった場合は、専門の駆除業者に依頼することをお勧めします。私たちの会社では蜘蛛の駆除だけでなく他の害虫駆除も行っておりますので、ご相談ください。
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