涼しくなってもまだ注意が必要!?アブの生態
ハエ、アブ、蚊などは、見た目が似ているという点で双翅目という分類学的グループに属しています。つまり、これらは広義にはすべて同じグループに分類される昆虫です。
■記事の信頼性
☆公益社団法人日本ペストコントロール協会会員
☆一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会、感染症予防衛生隊
☆日本ペストロジー学会会員
☆建築物ねずみ昆虫等防除業登録の有る
”すぐくる”総合リビングサービス株式会社の
防除作業監督者で代表取締役の”高橋”が筆者です!
(”すぐくる”総合リビングサービス株式会社 高橋)
今回はそんなアブについてのお話です。

アブの種類
アブには主に3つのタイプが存在します。
①訪花性
花を訪れて蜜を吸うタイプ。
オスのほとんどはこのタイプに分類されます。
②捕食性
他の虫を餌として捕食するタイプ。
肉食性のアブが存在することは事実です。これらは自分の体よりも大きな昆虫を捕食し、時にはスズメバチを狙うこともあります。カメムシを含む害虫を食べるため、農家にとっては有益な存在とされることもあります。しかし、彼らは受粉を助ける昆虫も捕食するため、単純に数が多い方が良いとは限りません。
③吸血性
ペットや人間の血を吸うタイプ。
人間にとって有害なのは、ペットや人間の血を吸うタイプのアブです。
ハチが人間を刺すのは自己防衛や巣の保護のためですが、アブは産卵のための栄養を得るために人間の血を吸います。
血を吸うのはメスだけで、オスは花の蜜を主に摂取します。
そのため、ハチは尾の針を使いますが、アブは吸血用の鋭い針を口に持っています。
アブの生息地
アブは湖、河川、沼地、森林、田園地帯などの自然環境の周辺でよく見られる生物です。幼虫は水中で成長するため、水辺はアブにとって重要な生息地です。通常、湿度が高い場所で繁殖し、温暖な季節に最も活動的になります。特に夏にはアブの活動が活発化し、人々が刺されるリスクも増加しますが、地域によっては夏に成熟した幼虫が成虫になり、秋にも見られることがあります。
アブの危険性
感染症の媒介
アブは感染症の媒介者として知られており、マラリア、デング熱、ウエストナイルウイルス、ジカウイルスなど、多くの病原体を運ぶ可能性があります。感染した動物や人から病原体を吸血した蚊が他の人にそれを伝播させることで、感染症の拡散に関与することがあります。
アレルギー反応
アブにかまれると、皮膚に赤い発疹、かゆみ、腫れ、痛みなどのアレルギー反応を引き起こすことがあります。また、人によっては長期間にわたり不快なかゆみを引き起こすこともあります。
睡眠の妨害
アブは主に夜に活動し、睡眠中に刺されることが多く、これが睡眠を妨げる原因となります。刺されることで不安やストレスが増し、結果として睡眠不足を引き起こすことがあります。
出血性熱症
一部のアブが媒介する病原体は、出血性熱症と呼ばれる重篤な疾患を引き起こすことがあります。この病気は内臓出血、多臓器不全、そして高い致死率を伴う可能性があります。
アブは農業や畜産業にも影響を与えます。特に家畜から血を吸うことがあり、それが家畜の生産性に悪影響を及ぼすことがあります。また、感染症の媒介者としてアブの危険性は特に重要であり、アブから身を守り感染症を予防することが重要です。個人的な防護措置(虫よけスプレーの使用や適切な衣服の着用など)はアブによる刺咬から身を守るのに役立ちます。
アブから身を守るために
蚊は人間が放出する二酸化炭素や体温、汗の匂いに引き寄せられると言われています。また、黒色に反応するとも言われているため、黒い服装は避け、帽子をかぶることが推奨されます。
アブの天敵
アブに天敵がいることを知っていますか?登山やアウトドア活動を楽しむ人なら、おそらく詳しいでしょう。アブの天敵とは、実はオニヤンマなのです!
オニヤンマとアブは似た環境に生息しており、どちらも水辺を好む場所で卵を産みます。オニヤンマは水中で卵が孵化し、ヤゴとして成長します。ヤゴは水中で小さな水生昆虫や魚を捕食し、成虫になると陸上での捕食を開始し、時にはアブを捕食することもあります。オニヤンマは優れた飛行能力を持ち、敏捷な動きと大きな翼を使って空中でアブを捕食します。
アウトドア活動を楽しむ人々は、オニヤンマの虫除けグッズを帽子や上着に取り付けることが多いです。これは、オニヤンマが日本で最も大きく、最も強力な肉食昆虫であるためです。
衣服を工夫して身を守る。
アブから身を守るには、肌をできるだけ覆う長袖シャツや長ズボンを着用し、帽子をかぶり、足首をカバーするハイカットスニーカーや長靴、ブーツを履くことが重要です。アブは黒色に引き寄せられるため、明るい色のアブが付きにくい素材を選ぶと良いでしょう。
アブの活動場所を避ける。
アブは湿地や水溜りの周辺に多く生息し、日没前後に活動が活発になるため、風通しの良い場所や日の当たる場所を選ぶことが重要です。また、腐敗物や汚水を好むため、水溜りを除去し、ゴミを密封して処理することが効果的です。
ネズミなどの害獣・害虫防除は”すぐくる”総合リビングサービス株式会社にお任せください!
”すぐくる”は、独自の駆除マニュアルにより、圧倒的なスピードでハクビシンなど害獣や害虫のトラブルを解決します。
同業他社では数週間~場合によっては数か月かかるハクビシンなどの害獣駆除を通常2日で完結させます。
”すぐくる”総合リビングサービス株式会社の強み
迅速な対応:ご連絡後、最短30分で駆けつけます。
確実な駆除:有資格者が徹底的に駆除いたします。
安心の料金:明確な料金体系で、追加料金は一切ありません。
アフターフォロー:施工完了後はお客様のご自宅のコンシェルジュとしてご自宅で発生する様々なトラブルや困りごとに臨機応変に対応いたします。
ネズミやハクビシン・コウモリ等の害獣やトコジラミやシロアリ・ゴキブリ等の害虫でお悩みの方は
☆公益社団法人日本ペストコントロール協会会員
☆一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会、感染症予防衛生隊
☆日本ペストロジー学会会員
☆建築物ねずみ昆虫等防除業登録の有る
”すぐくる”総合リビングサービス株式会社へご相談ください。
無料相談ダイヤル
0120-979-878
前の記事へ
« 害虫?益虫? ゲジゲジ(蚰蜒)の生態について