きれい好きな人は注意です⁉シロアリに狙われます⁉

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■記事の信頼性

☆公益社団法人日本ペストコントロール協会会員

☆一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会、感染症予防衛生隊

☆日本ペストロジー学会会員

☆建築物ねずみ昆虫等防除業登録の有る

”すぐくる”総合リビングサービス株式会社の

防除作業監督者で代表取締役の”高橋”が筆者です！

ベタ基礎だから大丈夫

住宅基礎（土台）には『べた基礎』と『布基礎』が有りますが最近の住宅はほとんど『ベタ基礎』が主流です。

布基礎に比べ費用は高くなりますが、耐震性に優れ、湿気も溜まりにくく、的確な施工をしていればシロアリの被害も軽減できます。

しかし、実際にはたとえ『ベタ基礎』であってもコールドジョイントやボイド抜き、水抜き穴などシロアリに狙われる箇所は残っています。

またそれらが完全に塞がれていてもヤマトシロアリやイエシロアリは※蟻道を作り障害となる日光や風雨を避け住宅に侵入してきます。

※ヤマトシロアリやイエシロアリなど地下シロアリは紫外線や乾燥に弱い為、蟻道（ぎどう）と呼ばれるトンネルを作り日光や風雨を避けて移動します。

ハネアリは暗がりから出てくる前にメラニンを纏い紫外線を防御出来る為、外の世界を飛び回ることが可能です。

いっぽう、白いままのシロアリの状態では直射日光を浴びたらあっという間に死んでしまいます。

『布基礎』主流の時代、住宅のシロアリ被害は50％を超える値でしたが、『ベタ基礎』が主流となり30％程度まで下がりました。それでも３軒のうち１件がシロアリの被害にあう事を考えると高い確率で白蟻被害にあうことになります。

また近年、住宅の高気密高断熱化に伴い室温が上昇したため１世代に要する期間が日本の場合1年で1世代だったものが短くなっているとの報告や、基礎外断熱工法において地中に埋めた断熱材量の被害などが上がっており、『ベタ基礎』だから大丈夫などと高を括っていると

『蟻の穴から堤も崩れる』なんて事になりかねませんので軽視できません。

シロアリに狙われる箇所

ミゾガシラシロアリ科のヤマトシロアリとイエシロアリに狙われる箇所と言えば

タイル張りの浴室、キッチンや水周りこれが一般的なのですが先にも述べた通り近年は『ベタ基礎』の住宅が多くなったため今までの常識が通じなくなってきました。

※きれい好きな人がシロアリに狙われます！

住宅の5年点検時にシロアリ防除の再施工にお伺いする事が多いのですが大抵のお宅の場合、5年も経つとそれなりに汚れも目立ってくるものですが

まるで新築のようなお宅がたまにあります。そんな時は私は必ず奥様にお尋ねします。

○私

『奥様、玄関がとても奇麗ですが、水洗いされてませんか？』

△奥様

『時々ですよ』（笑）

これなんです。。玄関の土間、コンクリートで固められタイルが貼ってありますが、防水コンクリートでなければ水は浸透し土壌に水が溜まります、この状態がシロアリの大好きな多湿な状態になり結果として玄関の框や玄関ドア周り等の白蟻被害を呼ぶ事につながります。

そうなんです、『ベタ基礎』の住宅で被害が多いのが玄関なんです！

脳裏からこんなセリフが聞こえてきます。

【ハウルの動く城】より

ハウル

『掃除、掃除！だから掃除も大概にしろって言ったのに！！
絶望だ……何という屈辱……うっ、うっ……うううっ……』

ソフィー

『そんなにひどくないわよ。』

ぽんと300万円出せない場合はシロアリ防除がお勧めです。

一度シロアリの被害が発生してしまうと300万円程の修繕費がかかる事があります。タンスから300万円、ポンと出せるなら被害発生時に駆除とリホームをすればいいので予防の必要が無いのですが、なかなかこんな大金を出せる人も少ないのが事実です。ですので、あらかじめシロアリ防除施工を5年ごとに行う事がお勧めとなります。

仮に、お家の広さにもよりますがおよそ２０万円程度の費用が必要となります。

シロアリ防除に使う薬の有効期限は約５年です。したがって１度シロアリ防除を依頼していただければ大切なお家を５年間、シロアリの被害から守れます。

防除費用が20万円だった場合

￥200,000 ÷ 365日 × 5年 ≒ ￥109

シロアリから大切な住宅を守るには、１日あたり約１１０円の金額という計算になります。

ネズミやハクビシン・コウモリ等の害獣やトコジラミやシロアリ・ゴキブリ等のでお悩みの方は

☆公益社団法人日本ペストコントロール協会会員

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