■記事の信頼性

☆公益社団法人日本ペストコントロール協会会員

☆一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会、感染症予防衛生隊

☆日本ペストロジー学会会員

☆建築物ねずみ昆虫等防除業登録の有る

”すぐくる”総合リビングサービス株式会社の

防除作業監督者で代表取締役の”高橋”が筆者です！

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シロアリを駆除するとゴキブリも居なくなるって本当？？

シロアリの防除を行った家はゴキブリもいなくなるという話を聞いたり、

耳にしたとはありませんか？

一見すると、シロアリとゴキブリは生物学的に近い関係にあるとはその外見から一般の方は想像もできないでしょう。

どちらも害虫として広く認知されている観点から「同様の駆除効果が期待できるのでは？」と思われるかもしれません。

しかし、シロアリ駆除のプロの見解では、あまり期待はできないとされています。

本記事においては、タイトルにあるように「シロアリ駆除をするとゴキブリがいなくなる❓」という疑問について真実を記述していきます。

シロアリの先祖はゴキブリです。。

シロアリは「アリ」という名前が付けられています。しかし。

一般的に目にする黒アリとは生物学上の分類では異なります。

よってシロアリはゴキブリ目シロアリ科に分類されます。

約２億９千年前にゴキブリから分化して誕生したそうです。

黒アリはハチ目アリ上科アリ科です。ちなみにクロアリはシロアリを見つけると、

集団でシロアリを囲み、捕食します。

同じアリという、名前の共通点はあるものの、生息している場所や食性など大きく異なる点もあります。

そのため、これらに対処するには、それぞれの特性を掌握し、適切な方法で策を講じることが重要です。

ゴキブリにシロアリ防除は無効❓

Q)「ゴキブリと同じ仲間なら、シロアリ駆除すればゴキブリにも効果があるんじゃない？」

A)　実際のところは、、一定の効果が有ります。

シロアリ防除で床下に入る事が多いのですが９０％程度の確率でお亡くなりになったゴキブリに遭遇します。

新築時、建築基準法施行令により地面から1メートル以内に有効な防腐措置を講ずるとともに、必要に応じてしろありその他の虫による害を防ぐための措置を講じなくてはならない。

となっている為、新しい住宅ではシロアリの防除施工がされており、床下に入るとお亡くなりになったゴキブリに遭遇します。

しかし、これは木部に被害を与えるシロアリに対して防除処理を行うもので、ゴキブリを対象にした製剤を使っていません。

防除薬剤を製造する際

化学物質の毒性は、実験 動物(ラット等)による急性毒性試験結果より求めら れる 50%致死量(LD50) が指標になる場合が多く

LD50はある動物の一定数を用いその半数を致死させると推定される量で体重1kg当りの薬剤量(mg)で示します。

つまり、簡単に言うと体長数ミリのシロアリを致死させる毒の量の薬品を作るので体長が10倍も有るゴキブリには？？

現在、多くのシロアリ防除の薬品は効力保証期間が5年であるため、五年後に（体長数ミリのシロアリを致死させる毒の量）になる為、防除施工してすぐから一定の期間はゴキブリも死んでしまう毒の量になっています。

しかしながら、シロアリとゴキブリでは生息する場所や行動などが異なるので、

シロアリ防除を行っても、ゴキブリを完全に殺すことは不可能です。

画像からもお分かりいただけるように床下を中心に行うシロアリ防除の薬剤に対して、

床上のゴキブリには全く効果が有りません。

仮に、床下にいたゴキブリ対して効果があったとしても、

また違うルートからいくらでも侵入される可能性があるでしょう。

ネズミやハクビシン・コウモリ等の害獣やトコジラミやシロアリ・ゴキブリ等のでお悩みの方は

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