ネズミは餓死しやすい?普段の食事量や内容を解説
ネズミは繁殖力が強いためたくましいイメージがありますが、個体で見ると寒さに弱く餓死もしやすいデリケートな生き物です。本記事では、そんなネズミの食事量や餓死するまでの期間をお伝えします。ネズミが好む食べ物も種類別にご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
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ネズミが餓死するまでの期間
ネズミは、体が小さいわりにエネルギーの消費量が激しく、2、3日程度食べ物を口にすることができないとすぐに餓死してしまいます。また、ネズミは自分で前歯を削らなければ、永久に伸びてしまうため、硬い柱や壁を齧ることであの成長を食い止めているのです。前歯が伸びると食事をとることができなくなり、餓死につながるでしょう。
ネズミが生きるのに必要な食事量
ここからは、ネズミが生きていくために必要な食事量をご紹介します。一般的には、個体の体重のおよそ1/3〜1/4程度の重さの食べ物を食べなければいけないようです。
クマネズミ
クマネズミが生命を維持するためには、30gから62g程度の食事が必要です。
ドブネズミ
ドブネズミは他のネズミよりも身体が大きいため、50gから125gほどの餌を必要とします。
ハツカネズミ
身体の軽いハツカネズミは、必要な食事摂取量も少なく、2.5gから7.5g程度の食事で十分足りるようです。
ネズミが好む食べ物
ここからは、ネズミが好む食べ物を種類別にお伝えします。ネズミ捕獲シート用の毒餌など、トラップをかける際にはぜひお役立てください。
クマネズミ
クマネズミの好物は以下の通りです。
- とうもろこし、米、麦などの雑穀類
- ひまわり、ピーナッツなどの種子類
- カツオブシムシやゴキブリなどの虫
- 野菜類
- ひまわり、ピーナッツなどの種子類
- 果物・芋類
糖質が高めで植物性の餌を好むようです。
ドブネズミ
ドブネズミの特に好きな食べ物は、魚類や肉類などの動物性タンパク質です。ドブネズミは雑食性なので、石鹸や昆虫、花、ペットフードなど何でも食べるでしょう。
ハツカネズミ
ハツカネズミの好みは、クマネズミとほぼ同じですが、特に葉物野菜や種子類を好む傾向があります。身体が非常に小さいため、他の種類ほどタンパク質をあまり必要としません。
ネズミから食べ物を守るための対策
ネズミが家に住んでいるとキッチンや戸棚にある餌を求めて家中を歩き、食べ物を見つけるとどんどん食べてしまいます。ネズミがかじった食べ物は、ウイルスや菌が付着しているため捨てなければなりません。そうならないために、常温で保存できる食品だったとしても、必ず冷蔵庫で保管しましょう。
また、小麦粉や米などは袋のまま放置しているとネズミがかじってしまうため、密閉容器に保管してください。ネズミは雑食なので、まさかと思うような食べ物でも手をつける可能性があります。少しでも餌になる危険性があるものは、ネズミの手が届かない場所に置いておきましょう。
ネズミを寄せ付けないためには餌となるものを置かない
ネズミは、十分な餌がある環境下でどんどん繁殖します。繁殖を防ぎ、ネズミを寄せ付けないためには、餌になり得るものを置かないことが大切です。肉や魚を放置することはないと思いますが、乾物や穀物類であれば袋に入れてそのまま置いている人も多いはずです。
また、生ゴミや食べかすも、身体の小さなネズミにとっては、十分な食料になってしまうでしょう。キッチンからネズミの餌となる食べ物を排除して、清潔な環境を保ってください。
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