小学生でもわかる!PCOによるダニの解説
お家の中で「なんだか体がチクチクするなぁ」「くしゃみが止まらないなぁ」ということはありませんか? もしかしたらそれ、目に見えない小さな忍者、**「ダニ」**のしわざかもしれません!
今日は、お家の平和を守るために、ダニの正体と、やっつける方法を一緒に勉強しましょう!
■記事の信頼性
☆公益社団法人日本ペストコントロール協会会員
☆一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会、感染症予防衛生隊
☆日本ペストロジー学会会員
☆一般社団法人 大日本猟友会会員
☆建築物ねずみ昆虫等防除業登録の有る
”すぐくる”総合リビングサービス株式会社の
防除作業監督者で代表取締役の”高橋”が筆者です!

(”すぐくる”総合リビングサービス株式会社 高橋)
ダニってどんな生き物?
ダニは、クモの仲間で、足が8本ある小さな生き物です。 世界にはなんと4万種類以上もいると言われています! でも、お家の中で悪さをするのは、その中のほんの一部です。
ダニが大好きな場所と季節

ダニは、こんな場所が大好きです。
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温かいところ(20℃〜30℃くらい)
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ジメジメしたところ(湿度が60%以上)
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エサがあるところ(食べこぼし、ホコリ、カビなど)
特に、6月から8月の暑くてジメジメした時期に、爆発的に増えます! 冬でも、暖房がきいた温かいお部屋は要注意です。
お家の中の「悪いダニ」たち
お家の中には、大きく分けて2種類のダニがいます。
くしゃみの犯人!「チリダニ」
このダニは人を刺しません。でも、このダニの死がいやフンを吸い込んでしまうと、アレルギーや喘息(ぜんそく)の原因になります。 お布団やカーペット、ぬいぐるみの中に隠れています。
チクッと刺す!「ツメダニ」
チリダニを食べるためにやってきて、間違えて人のことも刺してしまうダニです。刺されると、あとからすごくかゆくなります!
(他にも、ネズミや鳥にくっついて外からやってくる「吸血(きゅうけつ)ダニ」もいます。これはとってもかゆいです!)

【知ってた?】PCOに寄せられる「よくある質問」コーナー
ここでちょっと寄り道!みんなが不思議に思うダニの疑問に、PCOがお答えします。
Q1. 外のコンクリートにいる「真っ赤な小さい虫」、刺されるの?

春から夏にかけて、お家の外の壁やコンクリートに、赤い小さな虫がたくさんいることがありますよね。「うわっ、危険そう!」と思いますよね。
A. 実は…刺さないダニなんです!
この赤いダニは「タカラダニ」という種類で、**人は刺しません。**安心してください。 でも、注意点がひとつだけ! 「絶対につぶさないこと」。つぶすと真っ赤な汁が出て、洋服や壁につくと色が落ちなくなってしまいます。見つけたら、つぶさずに水で流したり、そっと払ったりしましょう。
Q2. ダニは、お天気のいい日にお布団を干せばいなくなる?
「お日様の匂いがして気持ちいいし、ダニもいなくなるよね?」
A. 残念!ダニは逃げ上手なんです。
お布団を天日干し(てんぴぼし)するのは、湿気を飛ばすのにはとても良いことです。 でも、ダニは熱さを感じると、涼しい**お布団の裏側や中の方へ逃げてしまいます。**だから、お日様に当てるだけでは完全に退治できないんです。
Q3. じゃあ、ダニはどのくらいの熱でやっつけられるの?
A. 50℃以上の熱でイチコロです!
ダニは熱に弱いです。
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**50℃(アツアツのお湯より熱い!)**なら、一瞬で死んでしまいます。
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もし**60℃**なら、間違いなく退治できます。
だから、お布団のダニを退治するには、お日様よりも**「布団乾燥機(ふとんかんそうき)」や「コインランドリーの乾燥機」**を使うのが一番効果的なんですよ。

ノミとダニ、どっちに刺された?
「あれ?これって蚊(か)かな?ダニかな?」と迷うことがありますよね。 実は、刺された場所で見分けるヒントがあります。
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ノミのしわざ? → 足(ひざから下)を刺されることが多いです。
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ダニのしわざ? → お腹、わきの下、腕の内側など、服で隠れているやわらかい場所を刺されることが多いです。
もし、お腹などを刺されて赤くなっていたら、ダニかもしれません!
ダニをやっつける「必殺技」!
ダニを退治するには、どうすればいいのでしょうか? プロが教える3つのポイントを紹介します。
その1:掃除機(そうじき)をゆっくりかける!
生きているダニも、死がいも、掃除機で吸い取るのが一番です。
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ポイント: 1メートル四方(両手を広げたくらいの広さ)を、20秒くらいかけてゆっくり吸いましょう。急いでササッとかけても、ダニは逃げてしまいます!
その2:熱(ねつ)でやっつける!
さっきの質問コーナーでも言ったとおり、ダニは熱に弱いです。お布団乾燥機などを使いましょう。
その3:お部屋の風通しをよくする
ダニは乾燥(かんそう)が苦手です。晴れた日は窓を開けて、お部屋の空気を入れ替えましょう。

まとめ
ダニは小さくて見えないけれど、正しい知識を持って対策すれば怖くありません。
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ゆっくり掃除機をかける
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乾燥機で熱を加える
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お部屋の換気(かんき)をする
この3つを守って、快適なお家時間を過ごしてくださいね!
もし、「掃除してもかゆいのが治らない!」「ネズミがいるかもしれない…」と困ったときは、プロの出番です。 私たち「すぐくる総合リビングサービス」に相談してください。ダニの調査から退治まで、しっかりサポートします!
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