小学生でもわかる!PCOによるコウモリの解説
みなさんは、朝起きてベランダや玄関を見たとき、 「あれ? なんか黒くて細長いフン(うんち)が落ちている…」 と気づいたことはありませんか?
「これってネズミかな?」と不安になる方も多いのですが、実はそれ、**「コウモリ」**の仕業かもしれません。
今回は、教科書にも載っているコウモリの秘密と、見つけたらどうすればいいのかを、小学生でもわかるように解説します!
■記事の信頼性
☆公益社団法人日本ペストコントロール協会会員
☆一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会、感染症予防衛生隊
☆日本ペストロジー学会会員
☆一般社団法人 大日本猟友会会員
☆建築物ねずみ昆虫等防除業登録の有る
”すぐくる”総合リビングサービス株式会社の
防除作業監督者で代表取締役の”高橋”が筆者です!

(”すぐくる”総合リビングサービス株式会社 高橋)
家にやってくる「アブラコウモリ」って?

日本で家の周りを飛んでいるコウモリのほとんどは、「アブラコウモリ」(別名:イエコウモリ)という種類です。
どんな生き物なの?

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サイズが小さい: 体の大きさは、大人の親指くらい(重さ5〜10グラム)しかありません。
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虫を食べる: 蚊(カ)や蛾(ガ)などの虫をたくさん食べてくれるので、実は「益獣(えきじゅう=役に立つ動物)」とも呼ばれています。
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家が好き: 山の洞窟ではなく、人間の家の屋根裏や壁の隙間をねぐらにします。
夕方になると、街灯の周りをヒラヒラ飛んでいるのを見かけませんか? あれは光に集まる虫を食べに来ているんです。
そのフン、ネズミ? それともコウモリ?
もし家に黒いフンが落ちていたら、それが「ネズミ」なのか「コウモリ」なのか見分ける方法があります。

割り箸などでフンをつまんでみよう
(※絶対に素手では触らないでね!)
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カチカチに硬い → ネズミの可能性が高いです。
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ボロボロと崩れる → コウモリです。
コウモリは虫を食べているので、フンの中に虫の破片が入っていて崩れやすいのが特徴です。 また、ネズミと違って、天井裏や壁の中に入り込んで騒音を出したり、フンで壁を汚したりします。
コウモリを勝手に捕まえてはいけません!

「うるさいから捕まえちゃおう!」 と思うかもしれませんが、これは絶対にNGです。
コウモリは、ハトと同じように**「法律(鳥獣保護管理法)」**で守られています。 許可を持っていない人が、勝手に捕まえたり傷つけたりすることは禁止されています。
私たちのような専門業者でも、基本的には「捕まえる」のではなく「家から追い出す」方法をとります。
どうやって追い払うの?
コウモリ対策は、とても難しい「知恵比べ」です。
出て行った隙に穴をふさぐ

コウモリが夕方、ご飯(虫)を食べに外へ出かけたタイミングを見計らって、家に入る隙間をネットや板でふさぎます。
嫌いなニオイを使う
ハッカなどのハーブ系のニオイや、専用のスプレーを使って、住処にしている屋根裏から追い出します。

7月の初め〜8月の半ばは、コウモリが赤ちゃんを育てている時期です。 この時期に出口をふさいでしまうと、赤ちゃんが中に取り残されてしまいます。かわいそうですし、壁の中で死んでしまうと衛生面でも大変なことになります。 対策をするなら、この時期を避ける必要があります。
自分での対策はとっても危険!

「隙間をふさげばいいんだ!」と思っても、自分で行うのはおすすめできません。理由は3つあります。
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場所が高い: コウモリが入る隙間は、屋根の近くなど高い場所が多いです。ハシゴや足場が必要で、落ちる危険があります。
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隙間が小さい: コウモリは1〜2センチのわずかな隙間からでも入ってきます。プロでないと見つけられません。
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フンの掃除が大変: 天井裏などに大量のフンがある場合、キレイに掃除して消毒する必要があります。
まとめ:謎のフンを見つけたらすぐ相談!

「もしかしてコウモリかも?」と思ったら、すぐに私たちにご相談ください。
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高い場所の調査も安全に行います。
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法律を守って、適切に対策します。
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汚れた場所の清掃もお任せください。
コウモリは一度気に入ると、何年もそこに住み着くことがあります。 被害が広がる前に、すぐくる総合リビングサービスへご連絡くださいね!
ネズミやハクビシン・コウモリ等の害獣やトコジラミやシロアリ・ゴキブリ等の害虫でお悩みの方は
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