家にネズミのフンがあった場合の対処法 ~ふんから始めるネズミ対策~
部屋の中で黒くて小さな塊を見つけたら、それはネズミのふんかもしれません。ネズミのふんがあるということは、家の中にネズミが潜んでいる可能性が高いです。
この記事では、ネズミのふんを見つけた際の適切な対処法と、効果的なネズミ対策について詳しく解説します。
■記事の信頼性
☆公益社団法人日本ペストコントロール協会会員
☆一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会、感染症予防衛生隊
☆日本ペストロジー学会会員
☆建築物ねずみ昆虫等防除業登録の有る
”すぐくる”総合リビングサービス株式会社の
防除作業監督者で代表取締役の”高橋”が筆者です!
(”すぐくる”総合リビングサービス株式会社 高橋)
目次
・ネズミのフンの見分け方
・ネズミのフンを自分で清掃する方法
・ネズミのフンを予防するには
・まとめ
・ネズミなどの害獣・害虫防除は”すぐくる”総合リビングサービス株式会社にお任せください!
・ネズミやハクビシン・コウモリ等の害獣やトコジラミやシロアリ・ゴキブリ等の害虫でお悩みの方は
ネズミのフンの見分け方
ネズミ対策を効果的に行うためには、ふんの見分け方を知っておくことが重要です。なぜなら、ふんの特徴を観察することで、どの種類のネズミがいるかを特定できるからです。
具体的には、ふんの形状から以下のようなネズミを見分けることができます
ドブネズミ
クマネズミ
ハツカネズミ
これらの違いを理解し、ネズミの種類に合った適切な対策を取りましょう。
ネズミの種類によってフンの特徴が異なる
ネズミは、種類によってフンの特徴が微妙に異なります。
例えば、大型のドブネズミは比較的大きなふんを一箇所にまとめて排泄するのに対し、クマネズミは高所でふんをする傾向があります。一方、小型のハツカネズミは、小さくて細かなふんを残すのが特徴です。
以下に、ネズミの種類によるフンの特徴を、主にまとめました。
ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミはいずれも雑食性であり、食べたものによってふんの色が変化します。一般的には黒や茶褐色が多いですが、色だけで種類を見分けるのは難しい場合があります。
他の動物のフンとネズミのフンの違い
ネズミのふんは、他の小動物のふんと間違えやすいですが、見分ける方法があります。それぞれの動物のふんには独特の特徴があるからです。
例えば、コウモリのふんは見た目がネズミのふんに似ていますが、押すと粉々になるのが特徴です。一方、ネズミのふんは押すと柔らかく変形します。
また、ハクビシンのふんはネズミのふんよりも大きく、未消化の食べ物が多く含まれている点で異なります。
※必ず手袋をしてから触ってください。
ネズミのフンはどんなニオイ
ネズミのふんは独特の臭いを発します。これは、ふんに含まれるアンモニア成分が原因です。
具体的には、ツンとした刺激的な臭いが特徴で、ふんの量が増えるにつれて臭いも強くなります。少量の場合はかすかな臭いですが、蓄積すると非常に強烈な臭いを放つようになります。
この臭いの変化を敏感に察知することで、ネズミの侵入やふんの蓄積を早期に発見することが可能です。
ネズミのフンを自分で清掃する方法
ネズミのふんは、早急に除去することが必要です。これは、ふんが健康や環境に悪影響を及ぼす可能性があるからです。
例えば、ふんにはサルモネラ菌などの病原体が含まれていることがあり、食品に付着すると食中毒を引き起こすリスクがあります。また、ふんの存在は悪臭や不快感を伴い、生活環境を大きく損なう原因になります。
※ネズミの被害が初期段階の場合は毎日清掃し、清潔にすることでラットサインを見つけやすくなります。
そのため、安全な道具を使用し、正しい手順で清掃することが大切です。以下では、清掃に必要な道具と具体的な手順について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
清掃に必要な道具
ネズミのふんを安全かつ効果的に掃除するために、以下の9つの道具を用意しましょう。
・使い捨てゴム手袋
・使い捨てマスク
・ペーパータオル
・消毒液(塩素系漂白剤やアルコール)
・スプレーボトル
・ゴミ袋
・ほうき
・ちりとり
特に、マスク、手袋、消毒液は健康を守るために欠かせない道具です。事前に準備を整え、安全に作業を進めましょう。
清掃の手順
ネズミのふんを自分で清掃する際は、以下の手順に従って行いましょう。
・ゴム手袋とマスクを着用して、安全を確保します。
・ペーパータオルに消毒液をスプレーして湿らせます。
・湿らせたペーパータオルでふんを慎重に取り除き、そのままペーパータオルごとゴミ袋に入れます。ふんが多い場合や直接触れるのに抵抗がある場合は、ほうきとちりとりを使用してふんを回収し、ゴミ袋に入れてください。特に、卓上用のほうきやちりとりを使うと作業がしやすくなります。
・ふんがあった場所やその周辺を消毒液で拭き取り、徹底的に清掃します。
・ネズミのふんが付着した家具や家財は、廃棄可能な場合は廃棄し、廃棄できないものは消毒液で丁寧に消毒してください。
安全性と衛生面に十分配慮し、上記の手順を守って作業を進めてください。
清掃中はフンの飛散に注意
前述の通り、ネズミのふんを清掃する際は必ずマスクを着用してください。これは、ふんに含まれる菌が空気中に拡散し、感染のリスクを引き起こす可能性があるためです。
ネズミのフンが食器についていた場合の対応
ネズミのふんが食器類に付着していた場合は、必ず適切に消毒を行いましょう。これは、ふんに危険な病原菌が含まれている可能性があるためです。
まず、ふんに直接触れないように注意し、キッチンペーパーで拭き取った後、使用したペーパーはすぐに廃棄してください。その後、アルコールで消毒を行い、食品に関連する場所や器具については次亜塩素酸ナトリウムを使用して徹底的に消毒してください。
このように適切な処理と消毒を行うことで、ネズミのふんによる健康被害のリスクを大幅に減らすことができます。
なお、ネズミのふんによってサルモネラ菌が食品に付着し、それを摂取してしまうとサルモネラ感染症にかかる恐れがあります。
そのため、ネズミの糞尿を適切に処理するとともに、食品の衛生管理を徹底することが非常に重要です。
ネズミの糞尿の消臭方法
ネズミの糞尿の臭いを消す方法はさまざまです。臭いの原因や強さに応じて、適切な対策を選びましょう。
例えば、次のような方法があります。
アルコールや専用洗剤を用いた消毒
消臭抗菌液の使用
これらの方法を状況に応じて使い分けたり組み合わせたりすることで、ネズミの糞尿による不快な臭いを効果的に取り除けます。
ネズミのフンを清掃する際の注意事項
ネズミのふんを掃除する際は、健康リスクを避けるために慎重に対応しましょう。以下のポイントに注意してください。
・ネズミのふんに直接触れないようにしましょう。
・乾燥したふんが空気中に飛散する可能性があるため、注意深く作業を行いましょう。
・消毒液が食料品や食器にかからないよう、事前に冷蔵庫や棚に片付けておきましょう。動かせない場合はビニールシートなどで養生してください。
・消毒液の濃度や使用方法は、説明書をしっかり確認して守りましょう。
・高所や狭い場所での作業では、転倒やけがに注意してください。
・作業後は石鹸やハンドソープで手を洗い、可能であればシャワーを浴びるとさらに安心です。
・着ていた衣類は速やかに洗濯しましょう。
・使用したゴム手袋、マスク、ペーパータオルはゴミ袋に入れ、しっかり封をして廃棄してください。
・掃除に使ったほうきやちりとりなどの道具を再利用する場合は、しっかり消毒してください。また、幼児やペットが触れないよう保管場所に注意しましょう。道具を使い捨てにする場合は、百円均一やリサイクルショップで手頃なものを購入すると感染症のリスクを軽減できます。
・作業が難しい場合や不安があるときは、専門のネズミ駆除業者に相談することをおすすめします。
ネズミのフンを予防するには
ネズミのふんを防ぐには、総合的な対策が欠かせません。
まずは、ネズミが侵入しないよう対策を講じましょう。そして、すでに入り込んでいるネズミについては駆除が必要です。トラップの設置や専門業者の依頼が効果的です。また、ネズミの繁殖を防ぐために、食品を適切に管理し、餌となるものを減らすことも重要です。
これらの方法を組み合わせることで、ネズミによるふんの問題を効果的に予防することができます。以下に、それぞれの具体的な対策について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ネズミの侵入経路をふさぐ
ネズミの侵入を防ぐためには、建物の隙間をしっかり補修することが重要です。小さな穴や隙間でもネズミは入り込むため、注意が必要です。
具体的には、通気口、戸袋、屋根や配管の隙間といった典型的な侵入経路を金網で塞ぎましょう。特に、床下や天井裏はネズミが巣を作りやすい場所なので、念入りに対策を行うことが大切です。
さらに、ドアや窓を開けっぱなしにしないようにし、換気時には網戸を使用することで、ネズミの侵入を効果的に防ぐことができます。
侵入したネズミを駆除する
侵入したネズミを駆除しないと、再びふんをされる恐れがあります。粘着シートや毒餌を使用して、効果的に駆除しましょう。
自分で駆除するのが難しい場合や不安がある場合は、専門業者に相談することをおすすめします。
ネズミを繁殖させない
ネズミが侵入しても、餌がなければ繁殖を防ぐことができます。そのため、餌となるものをしっかり管理することが重要です。
具体的には、食品を冷蔵庫や扉付きの棚に収納し、生ゴミはすぐに処理しましょう。砂糖袋やミルク、仏壇のお供え物など、小さな食品にも注意が必要です。
さらに、ネズミに噛み破られないよう、ゴミ箱や保存容器は金属製で蓋が付いたものを選びましょう。特に、ステンレス製の密閉容器を活用すると効果的です。
まとめ:ネズミのフンを見かけたら即対策を!
ネズミのふんを見つけたら、早急に対策を講じることが大切です。ネズミは繁殖力が非常に高いため、放置するとすぐに数が増え、それに伴ってふん尿も増え、不衛生な環境が悪化します。
どこから手をつければよいか迷う場合は、まず行政や専門業者に相談するのも良い方法です。
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