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自分でできるネズミの駆除方法は?ネズミ駆除のプロが回答!

■記事の信頼性

 

☆公益社団法人日本ペストコントロール協会会員

☆日本ペストロジー学会会員

☆建築物ねずみ昆虫等防除業登録のある

”すぐくる”総合リビングサービス株式会社で

防除作業監督者である”高橋”がお答えします!

総合リビングサービス株式会社 高橋

配電盤を移動するネズミ

Q)公益社団法人日本ペストコントロールとは?

 

A)ペストコントロール協会は、1972年、昭和47年に設立、2024年今年で設立50年になる歴史のある公益社団法人です

https://www.pestcontrol.or.jp/

 

ペストコントロール協会
(日本ペストコントロール協会キャラクター)

 

以下のような事業を行っています。

 

  1. 有害生物に関する調査研究
  2. 防除技術に関する研修と技術の指導
  3. 防除事業の推進に必要な情報の収集と、これらに関する知識の普及と一般への啓発
  4. 企業に対する経営・技術等の監修及び 指導
  5. 「ペストコントロール技術者」の養成と認証、優良事業所の認証
  6. 建築物衛生法の指定団体に基づく各種事業
  7. 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づく、消毒及びねずみ族昆虫駆除業務支援
  8. 各種講習会
  9. etc…

 

Q)ペストコントロールとは?

 

A)ペストとは病名のペスト以外にも有害生物全般を意味し、コントロールとは文字通り制御を指します。
人に有害な生物の活動を、人の生活を害さないレベルまでに制御する技術を「ペストコントロール」と言います。

 

 

 

 

一般家庭に侵入する害獣の代表格といえるネズミは、身体にダニやノミなどが寄生しているため、棲み着いてしまうと家族の健康を害する可能性があるほか、天井裏を走る音が気になる、電気のコードを噛みちぎり火災被害が出る恐れもあるため、見つけたらできるだけ早めの対処が必要です。しかし、専門業者に駆除を依頼するとなると、それなりにコストもかかります。

そこで今回は、自分で実践できるネズミの駆除方法とネズミを家に寄せつけないための対策をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

ネズミが出やすい場所は?

クマネズミ

         出典:日本ペストコントロール協会

 

そもそもネズミは、家のどんな場所に出没しやすいのでしょうか。

ネズミは、エサを探したり、巣を作ったりするために家の中に侵入する場合がほとんどです。気温が低い時期などは、暖かい場所を求めて家に侵入することもあります。そのため、巣を作りやすい断熱材や、ネズミのエサとなる食料が豊富な台所、熱気がこもりやすい天井裏などで見かけることが多いです。また、ゴミ置き場で生ゴミを食べていることもあります。

ネズミが発生しやすくなる外的要因として。

近隣で建物の解体工事などがあると、行き場をなくしたネズミが家屋へ進入しやすくなります、近くで工事があった場合は、今まで被害が無くても突然被害にあうことも有ります。

 

家に棲みついたネズミを駆除しないとどんな影響が出る?

 

もし、ネズミが家に棲みついてしまい、駆除しないで放置していたらどのような影響が出るのでしょうか。ここからは、ネズミがもたらす「家族への影響」と「住環境への影響」についてご紹介します。

 

家族への影響

まず問題になるのが、「人体への影響」です。ネズミの身体にはイエダニやノミなどが寄生しています。天井裏などに棲み着いた場合、これらの被害を受けることも少なくありません。

また、ネズミを駆除しようと近づいたとき、攻撃的になり噛みついてくるおそれもあり、非常に危険です。場合によっては、鼠咬症(そこうしょう)と呼ばれる病気にかかり、寒気や頭痛、発熱、最悪の場合死亡することも有ります。

さらに、ネズミは、食中毒の原因となる菌を体内に有している場合もあります。例えば、台所を掃除する際、ネズミのフンと気づかずにさわってしまい、きちんと殺菌しないまま料理をしたり、食事をとったりすると、場合によっては食中毒を起こしてしまうかもしれません。

 

住環境への影響

ネズミは夜行性の動物なので、基本的には夜、活動が活発になります。そのため、就寝時間帯に天井裏や台所、床下などを走り回る音が響き、安眠の妨げになってしまうこともあるでしょう。さらに、天井裏でネズミが走り回る音を聞くことにより、「いつかネズミが部屋に入っているのでは?」と恐怖を覚える人もいるかもしれません。

また、ネズミの死骸を放置してしまうと、悪臭が発生しウジ虫が落ちてくることもあり実際に年に数件、”すぐくる”総合リビングサービス株式会社にも相談の電話が入ります。

 

経済的な影響

ネズミには、物をかじる習性があります。そのため、いろいろな物をかじり、破損させてしてしまう可能性がります。

例えば、電気の配線をかじられるとショートしてしまい、最悪の場合火災につながるケースもあります。また、ガスホースなどをかじられ、ガス漏れが起こることもあるでしょう。

このような場合は、重大な事故になり場合によって命の危険も有ります。

 

ネズミ原因で出火した火災事例について、東京消防庁予防部調査課も資料をまとめています。

 

https://www.isad.or.jp/pdf/information_provision/information_provision/no58/60p.pdf

 

ネズミやゴキブリ・クモは比較的身近にいる生物の為、人によってはあまりその危険性を感じていないようですが
実はとても危険です。

 

自分で簡単にできるネズミ駆除方法

自分で簡単にできるネズミ駆除方法

侵入したネズミを放置してしまうと、本人は勿論、家や家族にさまざまな悪影響が出るため、見つけたらすぐに駆除することが大切です。では、ネズミの駆除には

どのような方法があるのでしょうか

 

 

侵入口を推測してふさぐ

まずは、どこからネズミが自宅に侵入するのかを調べます。床下や天井裏のネズミはエアコンパイプ周辺や、台所の排水パイプ周辺などから侵入することが多いので

くまなくネズミの侵入経路を探しましょう。

「ラットサインと呼ばれる糞・こすれ跡(ラブサイン)・足跡・かじり跡など」

これらを手掛かりに、ネズミの家への侵入口を探してみてください。侵入口が特定できた場合は、ホームセンターなどでパンチングメタルや亀甲網を購入し、隙間や穴をふさぎましょう。

なお、一般家庭によく出るネズミは、クマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミの3種類です。主に、下記のような場所に生息しているとされています。

 

<ネズミの主な生息場所>
  • クマネズミ…天井裏、屋根の隙間、壁の隙間
  • ドブネズミ…通風口、床下、排水口
  • ハツカネズミ…納屋、倉庫、床下

 

ネズミの生息場所が特定できている場合は、固形の忌避剤や忌避スプレーなどを使って追い出すことも有効です。

 

粘着版や毒餌を配置する

ネズミの侵入経路が特定できなくても、動き回る場所がわかる場合は、粘着版や毒餌を配置するといった対策を講じることが可能です。

 

粘着板を配置する

粘着板は、厚紙に粘着剤を塗布したもので、ネズミの通りそうな場所のほか、家具や建材、食料をかじられる被害を受けている場所の周囲に設置します。

ただし、クマネズミは警戒心が強く、捕まるまでに時間がかかることがあるため、根気強く対策を続けることが重要です。もし、ご自身やペットなどが粘着版を踏んでしまった場合、接着部分にオリーブオイルをぬり、粘着剤を取り除き、中性洗剤で洗ってください。

 

粘着板は、水がかかる場所や粘着面にほこりが溜まりやすい場所では効果が半減します。また、足や尾などしかかからないと、ネズミが動き回り、粘着剤で周囲を汚してしまうので、置く場所にも注意しましょう。粘着剤で汚れるのが嫌な場合は、昔ながらの生け捕りかごをおすすめします。生け捕りかごは屋外でも使用できるので便利です。

 

毒餌(殺鼠剤)を配置する

毒餌や殺鼠剤は、ネズミが何回か食べることで効果を発揮するタイプ(クマリン系)が多いので、駆除までに時間がかかります。即効性を期待するのであれば、1回食べれば駆除できる薬剤を活用するといいでしょう。 ただし、毒餌を使ってネズミを駆除するリスクとして、ネズミがどこで死ぬかわからないことが挙げられます。そのため、夏場では死骸の腐敗臭に悩まされることがあるため基本的に”すぐくる”総合リビングサービス株式会社では使用していません。また、乳幼児やペットが毒餌を誤って食べてしまわないよう、置き場所を工夫してください。

 

 

ネズミの死骸処理はどうすればいい?

ネズミの死骸処理はどうすればいい?

ネズミの捕獲に成功し、目に見える場所でネズミが死んでいるのを発見した場合は、適切な方法で処理しなければいけません。すでにお伝えしたとおり、ネズミにはダニやノミなどが無数に寄生しているため、非常に不衛生です。

 

処理の手順1.必要なものを用意する

次のものを準備しましょう。

  • マスク
  • 手袋
  • 新聞紙など不要な紙
  • ゴミ袋
  • 雑巾
  • 殺虫剤
  • 消毒用アルコール

ネズミの死骸に素手で触れるのは危険なので、マスク・手袋は必需品です。殺虫剤は、ネズミの死骸とその周辺に潜んでいるであろうダニやノミに使います。

 

処理の手順2.死骸とその周りに殺虫剤をかける

ネズミが絶命する際にもがき苦しんだ結果、ダニやノミが周囲に散らばっている可能性があります。また、死鼠からはダニやノミが離れます。

拡散を防ぐために、死骸とその周りに殺虫剤をスプレーしておきましょう。

 

処理の手順3.死骸を新聞紙などで包む

死骸を新聞紙などの大きな紙で包んで密閉しましょう。粘着シートに引っかかっている場合はシートごと包みます。これも、死骸や死骸周辺にいるダニやノミを拡散させないための作業です。

 

処理の手順4.燃えるゴミとして処分する

密閉した死骸は一般ゴミ(燃えるゴミ)として処分します。ただし、自治体によっては違う区分で処理するよう定めているかもしれません。念のため、管轄の市役所や保健所に問い合わせてみましょう。

お庭のあるご家庭の場合は、庭に深く埋めるという方法もあります。ただし、小さなお子さんやペットがいる場合は掘り起こしてしまう恐れがあり、あまりおすすめできません。

 

処理の手順5.死骸があった場所を清掃・消毒する

念のため、死骸があった周辺を清掃・消毒しましょう。雑巾がけをし、消毒用アルコールを念入りに吹きかけておくと感染症などのリスクを減らせます。使用した雑巾・マスク・手袋は不衛生ですので、ゴミ袋に入れて捨ててください。

 

ネズミ駆除に最適な時期は?

ネズミ相談⽉別件数集計表
⼀般社団法⼈ 埼⽟県ペストコントロール協会
対象期間(令和5年4⽉1⽇〜令和6年3⽉31⽇)

答えは、気配や存在に気が付いたら出来るだけ早くです。被害が拡大する前に駆除しましょう。

これは、ペストコントロール協会の会員事業者に依頼する場合も早い方が費用も安く抑えられる可能性が高いです。

 

 

 

ネズミを駆除してネズミが棲みつきにくい家を目指そう

住宅の周りに物を立てかけたりしていませんか?

ネズミは小動物なのでいつでも身を隠せる場所が好みです。住宅の周囲は勿論、室内についても雑然とした状況ではネズミにとって安全な隠れ家になってしまいます。

また、室内においてはエサになる物を放置しないことが大切です。食品はもちろん、生ゴミを放置することも避けてください。特にペットを飼っている場合には餌の放置は厳禁です。

もし、ネズミがすでに家に侵入していて、自力での駆除が難しい場合はペストコントロール協会の会員事業者にに依頼することがおすすめです。

以上のことに注意し、ネズミが棲みつかない家を目指しましょう。

 

弊社”すぐくる”総合リビングサービス株式会社はペストコントロール協会の会員事業者で、ネズミやハクビシン・アライグマ等の害獣被害をはじめ、ゴキブリやハチ・トコジラミ等でお困りのお客様の為に即応体制を保持し速やかに問題を解決するお手伝いを行っております。

お困りの際は、無料相談窓口までお問い合わせください。

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