【さいたま市】ハチ刺傷とアナフィラキシーショックの危険性!【2回目は死‼】
■記事の信頼性
☆公益社団法人日本ペストコントロール協会会員
☆一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会、感染症予防衛生隊
☆日本ペストロジー学会会員
☆建築物ねずみ昆虫等防除業登録の有る
”すぐくる”総合リビングサービス株式会社の
防除作業監督者で代表取締役の”高橋”が筆者です!
近年、ハチ刺傷による死亡者は減ってきていますが、それでも毎年10人前後は亡くなっています。
ハチ刺傷とアナフィラキシーショックの危険性!【2回目は死‼】
ハチに刺された、大丈夫?
さいたま市でも、ハチ刺傷による事故が毎年発生しています。ハチ刺傷は、単なる痛みや腫れだけではなく、場合によっては命に関わるアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があります。
(アシナガバチに刺された女性の腕)
アナフィラキシーショックとは?
免疫反応はウイルスや細菌、異物など(抗原)が体内に侵入した時にこれを排除する仕組みで、抗原抗体反応とも言います。
最初の抗原の侵入により体内で抗体が作られるため、同じ抗原が2回目に体内に侵入した時には、1回目よりも急速で強い反応が起こります。
主な症状
- 蕁麻疹、皮膚のかゆみ
- 喉の違和感、呼吸困難
- 顔面蒼白、唇の腫れ
- 吐き気、嘔吐
- 腹痛、下痢
- 意識障害、血圧低下
2回目は死?
過去にハチに刺された経験があっても、必ずしもアナフィラキシーショックを起こすわけではありません。しかし、一度でもハチに刺されたことがある人は、1回目でハチ毒に対する抗体が体内に作られます。2回目以降に刺されると、この抗体が過剰に反応し、アナフィラキシーショックを引き起こしやすくなるのです。
過剰なアレルギー反応は、数分から数十分以内に症状が現れます。ハチ毒の場合、心停止までわずか15分と言われています。
さいたま市でのハチ被害
さいたま市では、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチなど様々な種類のハチが生息しています。近年は、都市部でもハチ被害が増加傾向にあります。ハチ刺傷の多くは剪定や草刈り草むしりの時に発生している為注意が必要です。
ハチ刺傷を防ぐために
- 香水や強い香りの化粧品は避ける
- 露出度の高い服装は避ける
- ハチの巣を見つけたら近づかない
- 山間部や草むらなどハチが多い場所では注意する(特にハイキングなどではコースを外れない事が重要です)
もしハチに刺されたら
- すぐに針を取り除く
- 刺された部分を流水で冷やす
- 患部を心臓より高くする
- アレルギーがある場合はエピペンを注射する
- 症状が悪化する場合は速やかに医療機関を受診する
さいたま市でアナフィラキシーショックになったら
さいたま市には、アナフィラキシーショックに対応できる医療機関が複数あります。
医療機関一覧
- さいたま市医療センター
- 埼玉県立小児医療センター
- さいたま市立病院
- その他、さいたま市内の多くの病院
(夕暮れのさいたま市立病院)
まとめ
ハチ刺傷は、誰でも起こり得る身近な危険です。命を守るには、2011年に保険適用となった緊急治療薬、アドレナリンの自己注射製剤(エピペン)を携行する事をお勧めします。
ネズミやハクビシン・コウモリ等の害獣やトコジラミやシロアリ・ハチ等のでお悩みの方は
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