自分で出来る消毒方法
自分で出来る消毒方法
・消毒作業を行う際は、必ず窓やドアを開けて換気扇などを作動して室内換気をしながら行うこと
・マスク、ゴム手袋、ゴーグルなどを付けながら作業をすること
1、清拭
エタノール70%以上~80%程度の殺菌剤を紙ウエス(キッチンペーパーなど)に染み込ませ、人の手で触れる所などを丁寧にふき取る
エタノールが無い場合は、次亜塩素酸ナトリウム(ハイターやキッチンハイター、ブリーチなど)を水道水で50~100倍に薄めて使用
※次亜塩素酸ナトリウムを使用する場合は漂白作用があるので、変色や金属が錆びる可能性があります。
そのような副作用を避けたい場合は清拭5分後に水拭きするようにしましょう。
※エタノールでも素材により変色することがあるので初めに目立たない所で試すようにしましょう。
※紙ウエスは汚れたら新しいものに交換して清拭を行ってください。
2、散布(空気中に散布・噴霧しないでください)
次亜塩素酸ナトリウムを水道水で100倍に薄めてスプレーボトルなどに入れ人の手の届く範囲や
人の歩く床面に向けて湿る程度吹き付ける(空気中に広がらないように、低い位置から吹き付ける)
※散布中は薬品を吸い込まないように慎重に行ってください
※漂白作用があるので、変色や金属が錆びる可能性があります。
副作用を避けたい場合は散布5分後に水拭きするか、洗い流してください。
3、洗濯
衣類、布団カバー類やカーテン等は通常の洗剤に次亜塩素酸ナトリウムを適量加えて洗濯・乾燥する
※次亜塩素酸ナトリウムの用法・用量はボトルに記載された通り使用してください
※衣類によっては使用できないものもあります。
4、浸漬(浸す)
食器、調理器具などは次亜塩素酸ナトリウムを水道水で100~200倍に薄めたものを洗面器や流し台シンクに溜め
その中に5分以上沈めた後に取り出し流水で洗い流す。洗い流した後は食器用洗剤で洗浄し乾燥させる
注意事項※必ずお読みください
※作業中、薬品の臭いが強いと感じた場合、時間を空けて少しずつ作業すること
※作業後、薬品の臭いが強いと感じた場合、薬品臭が消えるまで入室しないこと
※エタノールは引火性が強いので、火気に十分注意し、狭い場所で一度に長時間の作業はしないこと
※エタノールで床ワックスが溶けたり、清拭面が変色する等も起こるので目立たない場所で確認するとよいです。
※次亜塩素酸ナトリウムは酸性洗剤と混用すると有毒ガスが発生するので注意すること
※薬品はボトルなどに表記してある用法・用量をしっかり守り使用すること。
※濃度が高い方が殺菌力は高くなりますが、その分臭い、副作用も強くなるので、希釈倍率は状況に応じてご自身で判断してください。
ご自身で消毒作業に不安がある方は、埼玉県ペストコントロール協会会員の事業者にご依頼ください。