夜中に壁の中からカリカリと音がする…その正体はネズミ!?家から追い出す方法とは?

夜中に家の壁の中からカリカリと音がすると、「ネズミが住み着いているのではないか」と心配になるかもしれません。しかし、その音の正体は本当にネズミなのでしょうか。 この記事では、壁の中で発生するカリカリ音の原因や、音が聞こえた際の対処法について詳しく解説します。
目次
壁の中から聞こえるカリカリ音の正体はネズミなのか?
壁の中のネズミを放置することで生じるリスク
家の中や壁の内部にネズミがいるか確認する方法
壁の中のネズミを自分で駆除することは可能か?
ネズミが家に住み着かないようにするための対策
壁の中のネズミ駆除は専門業者に依頼すべき理由
まとめ
壁の中から聞こえるカリカリ音の正体はネズミなのか?
壁の中から聞こえるカリカリ音の原因は、ネズミである可能性が高いです。ネズミの歯は一生伸び続ける「常生歯(じょうせいし)」のため、伸びすぎると皮膚に刺さったり、食事がしにくくなったりすることがあります。
そのため、ネズミは定期的に硬いものをかじって歯を削る習性があり、繊維質の多い食べ物や木の枝などをかじることが一般的です。しかし、家の中に棲み着いた場合は、建物の柱や電気配線などをかじることもあります。このようにして、ネズミが柱や配線をかじる音が「カリカリ」と聞こえてくるのです。
壁の中のネズミを放置することで生じるリスク
カリカリ音の原因がネズミである可能性が高いとわかっても、どこにいるのかや対処法がわからず、そのままにしてしまう方もいるかもしれません。しかし、家にネズミが棲み着いたまま放置すると、さまざまな危険が伴います。
家の中のネズミがどんどん増えてしまう。
家に棲み着くネズミには、ハツカネズミ・クマネズミ・ドブネズミなどがいます。これらのネズミは繁殖力が非常に高く、短期間で個体数が増加します。
1年間に5~10回ほど出産し、1回の出産で5~8匹の子どもを産むため、最初は2匹だったとしても、1年後には数十匹に増えてしまう可能性があります。
もちろん寿命を迎えるネズミもいますが、平均寿命は1~3年程度あるため、増えるペースのほうが早く、放置するとますます数が増えてしまうでしょう。
衛生上の問題が発生する可能性がある。
ネズミは、危険な病原菌やノミ・ダニを持っていることが多いため、放置するとアレルギーや感染症を引き起こすリスクが高まります。
例えば、以下のような病原菌がネズミによって運ばれることがあります。
サルモネラ菌:食中毒の原因となり、腹痛・嘔吐・下痢などの症状を引き起こす。
レプトスピラ菌:レプトスピラ症を引き起こし、軽症の場合は風邪に似た症状だが、重症化すると腎障害を伴うことがある。
ハンタウイルス:ハンタウイルス肺症候群の原因となり、発熱や呼吸困難を引き起こし、場合によっては命に関わることもある。
柱や壁、配線、家具などが被害を受けることがあります。
ネズミは歯を削るために硬い物をかじる習性があるため、家に住み着くと柱や壁、配線、家具などがかじられてしまうことがあります。
これにより、建物が損傷するだけでなく、かじられた配線から漏電や火災が発生する危険もあり、非常に危険です。
家の中や壁の内部にネズミがいるか確認する方法
ネズミを放置すると、衛生面での問題や建物へのダメージが発生します。さらに、放置することによってネズミの数が増え、被害が広がる可能性があるため、早急に対策を講じることが重要です。
とはいえ、壁の中でカリカリ音が聞こえたからといって、必ずしもネズミが住み着いているとは限りません。
ネズミだと思っていた原因が実際には他の動物や物音だったという場合もあるため、カリカリ音がネズミによるものかどうかを確認する方法を紹介します。
黒っぽい汚れ
カリカリ音がネズミによるものか確認したい場合は、壁や部屋の隅に黒ずんだ汚れが付いていないか調べてみてください。
ネズミは壁や部屋の隅を沿って移動する習性があります。そのため、繰り返し通るうちに、体表に付いた脂肪や汚れが壁に移り、黒っぽくなります。さらに、ネズミは移動しながら排泄を行うため、糞尿が残っていることもあります。
また、部屋のホコリが溜まっている場所にネズミの足跡が残っていないか確認することも大切です。
鳴き声・足跡
壁の中にネズミがいると、カリカリ音のほかにも、鳴き声や足音が聞こえることがあります。例えば、「キィキィ」といった高い音や、「トトトト」や「カサカサ」といった動きの音が聞こえるかもしれません。これらの音が聞こえるかどうかをチェックしてみてください。
しかし、コウモリやイタチ、ハクビシンなど、ネズミと似た鳴き声を出す害獣もいるので注意が必要です。
もし鳴き声とともに羽音がするなら、ネズミではなくコウモリが住み着いている可能性があります。擦れるような「キシキシ」という音や、素早い足音が聞こえる場合は、イタチの可能性が高いです。また、ハクビシンはネズミよりも大きいため、足音が大きくなることがあります。
住み着いている動物によって対応が異なるため、何が棲みついているのかを確認し、その種類に合った対策を講じることが大切です。
ネズミがかじった痕跡
壁や柱、配線、家具などにかじられた痕跡があり、黒っぽい汚れや足跡が見られる場合、壁の中にネズミがいる可能性が高いです。
ネズミと似た鳴き声を出すコウモリやイタチ、ハクビシンはげっ歯類ではないため、これらの動物が棲みついている場合、壁や柱にかじられた跡が残ることはほとんどありません。
壁の中のネズミを自分で駆除することは可能か?
市販の殺鼠剤や粘着シートなどを使用すれば、自分で壁の中のネズミを駆除することは可能です。しかし、ネズミは非常に繁殖力が高く、短期間で数十匹に増えることがあるため、自己処理ではそのスピードに追いつけないこともあります。
また、殺鼠剤を使ってネズミを駆除した場合、壁の中や天井裏で死体が残ることがあり、それが腐敗すると蛆が湧いたり不快な臭いが発生することがあります。忌避剤を使って追い出す方法もありますが、効果が薄いことが多いため、これらの方法はあまり推奨できません。
このように、ネズミの駆除は自分で行うには難易度が高いため、予防措置を講じることが現実的だと言えるでしょう。
ネズミが自宅に住み着かないようにするための予防策
ネズミが一度家に棲みついてしまうと、駆除が非常に手間がかかるため、普段からネズミが入らないように対策を施すことが重要です。
ネズミは食べ物や居心地の良い場所を求めて侵入しますので、餌や巣作りに使える物を整理整頓し、ネズミが住みにくい環境を作ることが大切です。
また、壁のひび割れや配管の隙間など、ネズミが入り込む可能性のある場所を塞ぐことも効果的です。しかし、すでにネズミが家に棲みついている場合は、まずは駆除を最優先することが必要です。
壁の中にいるネズミを駆除するには、専門の業者に依頼するのが最も効果的です。
ネズミが入らないように対策をしていても、人間が気づかないような隙間から侵入して、いつの間にか棲み着くことがあります。
自分でネズミを完全に駆除するのは非常に難しく、たとえ駆除ができたとしても、侵入経路をしっかりと封じなければ再発することがほとんどです。
また、ネズミの死骸を処理する際の精神的な負担や、うっかり触れて病気にかかるリスクも考慮しなければなりません。そのため、
ネズミ駆除は専門の業者に依頼するのが一番です。
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まとめ
壁の中から聞こえるカリカリ音は、ネズミによるものが多いですが、他の害獣が原因の場合もあります。
したがって、まずはその音が本当にネズミによるものか確認することが重要です。
もしネズミが棲みついていると判明した場合、放置すると健康や財産に影響が出るおそれがあるため、早期の対処が求められます。
ただし、ネズミの駆除は自力では難しいことが多いため、可能であれば専門の駆除業者に依頼することをお勧めします。
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