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ネズミが好む食べ物とは?食害を防ぐための対策方法をご紹介

■記事の信頼性

☆公益社団法人日本ペストコントロール協会会員

☆一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会、感染症予防衛生隊

☆日本ペストロジー学会会員

☆建築物ねずみ昆虫等防除業登録の有る

”すぐくる”総合リビングサービス株式会社の

防除作業監督者で代表取締役の”高橋”が筆者です!

(”すぐくる”総合リビングサービス株式会社 高橋)

 

ネズミが家に住み着くと、建物への被害だけでなく、病原菌による感染症のリスクも高まります。ネズミの侵入を防ぐためには、特に食べ物の管理に注意を払うことが重要です。ネズミが好む食材を知ることで、効果的な対策を講じることができます。この記事では、ネズミが好む食べ物や、適切でない保存方法によって引き起こされる被害について詳しくご紹介します。

 

ネズミの好きな食べ物

 

"すぐくる"総合リビングサービスの罠に捕まった生きているクマネズミ
“すぐくる”総合リビングサービスの罠に捕まったクマネズミ

 

ネズミは基本的に雑食性で、ほとんどの食べ物を口にする習性があります。「これなら食べないだろう」と油断して放置していると、

翌朝には食べ散らかされてしまう可能性があります。

特に、ネズミが好む食品は適切な保管が必要です。

一口にネズミといっても、家庭に住み着いたり侵入したりする種類には、クマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミの3種類がいます。この記事では、それぞれのネズミの特徴と好む食べ物について詳しく解説します。

 

クマネズミの好物

クマネズミは体長約14~20cmと、ネズミの中では中くらいの大きさです。特徴としては、長い尻尾と大きな耳が挙げられます。体毛の色は黒色や茶褐色が多く、足はやや黄色みを帯びています。

クマネズミは、米や小麦、トウモロコシといった穀類を好んで食べます。さらに、乳製品やリンゴなどの果物もよく食べる傾向があります。

 

一方で、クマネズミは肉や魚などのたんぱく質をあまり好んで食べることはありません。しかし、まったく口にしないわけではなく、飢えた状態になると石鹸などもかじるほど、幅広いものを食べることがあります。

 

ドブネズミの好物

3種類のネズミの中で最も体が大きいのがドブネズミです。大きい個体では約30cmほどに成長することもあります。見た目の大きさに反して狭い隙間を通り抜ける能力があり、500円玉ほどの小さな穴からでも建物内に侵入する可能性があるため、注意が必要です。

ドブネズミの体毛は茶色や灰色をしており、足はやや白っぽいのが特徴です。クマネズミとは異なり、尻尾が短く、耳も小さめです。また、食欲が旺盛で気性が荒い一面もあります。

 

ドブネズミは肉や魚を好んで食べ、昆虫やナメクジも捕食します。人の住居や飲食店に住み着くと、生ごみをあさることもあります。体が大きいため、たんぱく質を多く含む食べ物を好む傾向があります。

ドブネズミもクマネズミと同様に雑食性であり、人が食べるものならほとんど何でも口にします。肉や魚に限らず、さまざまな食材や料理が被害に遭う恐れがあります。

 

ハツカネズミの好物

ネズミの種類の中で最も小さいのがハツカネズミです。体毛は黒や灰褐色で、肌色の短い尻尾を持ち、大きな耳が特徴です。小型の個体では体長が5~10cmほどで、大人の指と同じくらいの長さしかありません。

主に乾燥した草地に生息することが多いですが、田畑にも頻繁に姿を現します。ハツカネズミは穀物や種子を好み、米や麦、ひまわりの種をよく食べます。また、野菜を好む傾向があり、時には昆虫を捕食することもあります。

 

ハツカネズミと聞くと、真っ白な体毛を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、白いハツカネズミは人工的に繁殖・管理された個体です。とはいえ、自然界にもさまざまな変種が存在するため、通常よりも明るい体色のハツカネズミを見かけることもあります。

また、野生のハツカネズミとペットショップで販売されている個体では、生活環境や食べるものが異なるため、保有する病原菌の種類や数に大きな違いがあります。そのため、野生のハツカネズミを捕獲したとしても、ペットとして飼うのは控えましょう。

 

ネズミが嫌いな食べ物はあるのか?

 

ハツカネズミ 出典:日本ペストコントAロール協会
ハツカネズミ 出典:日本ペストコントロール協会

 

ネズミは雑食性の動物なので、特に嫌いな食べ物はありません。種類ごとに好む食べ物が少し異なりますが、基本的に穀物、果物、昆虫に加えて、餌がない場合は植物や生ゴミ、石鹸なども食べてしまいます。

 

一方で、ネズミは嗅覚が非常に敏感で、強い刺激や香りを持つ食べ物は苦手な傾向があります。例えば、玉ねぎ、ネギ、にんにく、わさび、唐辛子、ニラ、チリパウダーなどがその例です。

 

また、ネズミが好むとされるチーズですが、実際にはそれほど好んで食べることは少ないと言われています。

 

ネズミが食べ物をかじることによって引き起こされる健康リスク

 

クマネズミ 出典:日本ペストコントロール協会
クマネズミ 出典:日本ペストコントロール協会

 

ネズミが家の中の食材を荒らす際に生じる問題は、食べ物そのものの損失にとどまりません。野生のネズミはエサや生活環境により体内外に病原菌を保有しているため、健康に対するリスクも伴います。

 

たとえば、ネズミがキッチンなどに出現すると、食材を噛んだり、調理器具の上を歩いたりすることで、周辺を汚染してしまいます。特にサルモネラ菌を持っているネズミが多く、これに汚染された食材や器具を通じて人間が摂取すれば、食中毒を引き起こす可能性があります。

 

サルモネラ菌に感染した場合、腹痛、下痢、嘔吐といった症状が現れます。健康な成人であれば軽い症状で済むこともありますが、高齢者や幼児などは症状が重くなることもあり、注意が必要です。

 

さらに、ネズミの糞や尿を介して感染するハンタウイルスなどもあり、これらは重症化すると出血や内臓機能不全を引き起こす可能性もあります。

 

ネズミが好む食べ物を使って防除するのは効果的か?

ネズミの好物を知っていると、食材や料理の保管方法や駆除対策の参考になります。その中で、ネズミが好む食べ物を利用して、毒餌(殺鼠剤)を使って駆除しようと考える人もいるかもしれません。

 

しかし、ネズミの好物を使った毒餌による駆除方法は推奨できません。

 

確かに、毒餌を使うとネズミを駆除することは可能ですが、死骸が残るため、その処理を自分で行わなければなりません。場合によっては、ネズミが天井裏などの目に見えない場所で死に、その死骸が腐敗することもあります。

 

目に見えない場所に死骸が残ると、病原菌の拡散や建物の劣化、嫌な臭いが発生する可能性があります。また、ペットや子供が誤って毒餌を食べる危険もあります。

 

さらに、近年では殺鼠剤が効かないネズミも増えており、その結果、駆除にかかる費用が無駄になることもあるため、慎重に方法を選ぶべきです。

 

ネズミが家に入ってきた場合の適切な対処法

ネズミが家に入り込んだ場合、家屋への被害を最小限に抑えるためには、迅速に適切な対応をすることが大切です。では、どのような対策を講じるべきかを見ていきましょう。

 

対処法1. 侵入したネズミを追い出す

侵入したネズミを追い出すためには、駆除用のアイテムを活用することが効果的です。今回は、忌避剤の利用と超音波機器の設置方法について説明します。

 

忌避剤を使う

 

ネズミが嫌がる成分が含まれた燻煙タイプやスプレータイプの忌避剤を使用すると、家からネズミを追い払うことができます。燻煙タイプは広い範囲に煙を広げてネズミを追い出す効果があり、複数の忌避剤を同時に使用することでより効果的です。しかし、使用後に臭いが残る場合もあるため、必ず換気を行いましょう。

スプレータイプは、ネズミのいる場所が特定できている場合に適しています。ピンポイントで噴射できるため効果的ですが、隠れていたネズミが急に現れる可能性もあるので、その点に注意が必要です。

 

弊社が追い出しする場合には上記以外にもULVという機械を用いることもあります。

 

超音波機器を設置する

 

忌避剤の臭いが気になる方は、超音波を利用してネズミを追い払う方法もあります。超音波は人間には聞こえませんが、ネズミには不快で効果的だと言われています。

ただし、超音波を使ってから効果が現れるまでには時間がかかることがあり、またネズミがその音に慣れてしまう場合もあるため、長期間の使用は避け、あくまで一時的な対策として活用することをお勧めします。

 

対処法2.家に侵入したネズミを取り除く

家に侵入したネズミを駆除するためには、駆除道具を使用することで作業を効率的に進めることができます。ここでは、代表的な3つの駆除グッズを紹介します。

 

粘着シートを使う

 

ネズミの通り道に粘着シートを置くことで、ネズミがシートに足を取られて動けなくなります。設置する場所は、フンが落ちている場所や、食べ物や家具にかじった跡がある場所が効果的です。粘着シートを使う際は、素手で触らずに手袋を使うことで、人間の臭いがシートに付くのを防げます。

また、ネズミは優れたジャンプ力を持っているため、粘着シートを飛び越えることもあります。そのため、1枚だけでなく、複数枚を並べて設置する方がより効果的です。

 

毒餌を設置する

 

毒餌を餌場に設置し、ネズミに食べさせる方法も、駆除に効果的です。その際、ネズミの好物であるバナナや穀物などを混ぜておくと、より効果的に食べてもらえます。

 

毒餌には即効性と遅効性の2種類があり、即効性のものはネズミが食べてすぐに効果が現れます。遅効性の毒餌は、効果が現れるまでに時間がかかりますが、ネズミがより食べやすくなっています。どちらを使用する場合でも、子どもやペットが触れない場所に設置することが重要です。

 

捕獲罠を使う

 

ネズミが頻繁に現れる場所にトラップを設置して捕まえる方法も効果的です。トラップには、ネズミが入ると扉が閉まる踏み板タイプと、体重で板が傾きトラップ内に入るシーソータイプの2種類があります。

トラップは比較的安価で購入でき、繰り返し使用できるためコストパフォーマンスが高いですが、捕まえたネズミの処理を自分で行う必要がある点には注意が必要です。

 

ネズミの被害に悩んでいる場合は、専門業者に依頼するのが効果的です。

ネズミの恐ろしい点は、その驚異的な繁殖力です。一匹駆除しても、すでに何十匹もの子どもが巣を作っていることがあり、見かけた数匹が実際には全体のほんの一部かもしれません。そのため、素人による駆除では追いつかなくなってしまうことがよくあります。

 

ネズミを完全に駆除するためには、専門業者に依頼するのが最適です。

 

”すぐくる”総合リビングサービス株式会社では、ネズミをはじめとするさまざまな害獣の駆除を行っています。調査・見積もりはさいたま市内は無料で、ネズミかどうかがわからなくても不安な場合は、まずお問い合わせください。原因を突き止め、徹底的に駆除します。

 

また、”すぐくる”総合リビングサービス株式会社ではネズミの侵入経路の特定や、天井裏などのネズミが好む場所の調査だけでなく、再発防止策も講じています。経験豊富な有資格者のスタッフが対応するので、安心してお任せいただけます。

 

ネズミによる食材の被害を抑えるための方法

今回は、ネズミによる被害を最小化するためのポイントを2つ紹介します。罠を設置する際だけでなく、日常的に心掛けることで、被害を未然に防ぐことができます。

 

食べ物は放置せず、適切に保管することが重要です。

食品の保存では、匂いや中身が漏れないように注意することが重要です。ビニール袋や箱のままで保存するよりも、密閉容器に入れることでネズミからの被害を防ぎやすくなります。

 

例えば、米やシリアルはネズミが好んで食べるものです。ビニール袋には通気孔があり、未開封でも匂いが漏れやすいため、袋や紙箱のままで放置するとかじられる可能性があります。これらは米びつや密封容器に移し替え、ネズミに触れられないようにしましょう。

 

また、シリアルやクッキー、ビスケットなどのスナック類は、開封後は匂いが漏れないように工夫して保存する必要があります。容器に入れるか、袋の口をしっかり閉じて保管しましょう。

 

さらに、常温保存の野菜は冷蔵庫で保管することをお勧めします。また、仏壇に供えた食べ物も、ネズミの被害が懸念される場合は取り除いて片付けることが大切です。

 

生ゴミはこまめに処理するようにしましょう。

野生のネズミは、ごみ袋を漁ることがあるため、家の中にある生ゴミや食べ残しがエサになりやすいです。そのため、生ゴミは定期的に処理することが重要です。

 

すぐに処分できない場合は、フタ付きのゴミ箱に入れるなど、ネズミが近づきにくい場所で保管してください。また、キッチンはもちろん、リビングやダイニングなど、床に落ちた食べ物のカスもこまめに掃除して取り除くことが大切です

 

まとめ

ネズミが好む食べ物は種類によって異なりますが、基本的にはどのネズミも雑食性で、あまり好まない食べ物にも手をつけることがあります。

 

ネズミによる食材への被害を防ぐためには、食べ物の適切な保管方法に気を付けることが重要です。すでに被害が出ている場合でも、保管方法を改善すれば、被害の拡大を防ぐことができます。

 

もしネズミ駆除を考えているなら、”すぐくる”総合リビングサービス株式会社にお任せください。無料で相談ができ、事前調査を行った後に徹底的な駆除を実施します。作業後には再発防止のためのアドバイスもいたしますので、お気軽にご相談ください

 

ネズミやハクビシン・コウモリ等の害獣やトコジラミやシロアリ・ゴキブリ等の害虫でお悩みの方は

 

 

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