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たった一日!「大掃除」を終わらせるおすすめのスケジュールをご紹介!

「1日で終わらせる」大掃除おすすめのスケジュール

年末は大忙しで、大掃除まで手が回らない方も多いのではないでしょうか? 今回は、普段手が届かない場所を重点的に掃除し、1日でスッキリと年末を迎えられるようなスケジュールをご提案します。 キッチン換気扇の油汚れや、お風呂のカビ、窓ガラスの頑固な汚れなど、普段のお掃除ではなかなか手が届かない場所をピカピカにすれば、気分も一新! 家族みんなで協力して、まるでイベントのように楽しく大掃除に取り組めば、思ったよりも早く終わるかもしれません。

目次

・全体像がひと目でわかる、1日大掃除のスケジュール一覧

・大掃除を始める前に、用意しておく「道具」と「洗剤」

・場所別の大まかなスケジュール

・場所別の詳しい掃除の方法

 

下記の表は、実際に無理なくやれた、大掃除のおすすめスケジュールです。
順に効率よくお掃除を進めましょう!是非やってみてください。

 

大掃除一日で終わるスケジュール”すぐくる”

大掃除を始める前に、用意しておく「道具」と「洗剤」はコレ!

大掃除をスムーズに進めるためには、事前に必要な掃除道具と洗剤を揃えておくことが大切です。掃除中にあれこれ探す手間が省け、効率的に作業を進めることができます。

 

用意する道具

掃除道具”すぐくる”

必ず用意するもの

 

・掃除用手袋

・スポンジ

・古布(毛羽立ちの少ないもの)

・メガネ

・マスク

 

あると便利なもの

 

・新聞紙

・食品用ラップ

・いらなくなったプラスチック製のポイントカード

・割りばし(先が平らになっているものが便利)

・竹串・楊枝

・帽子(手ぬぐいなどでもOK)

・脚立

・掃除機

 

用意する「洗剤」

掃除道具”すぐくる”

 

・レンジ用洗剤

・キッチンの発泡タイプの排水溝用クリーナー

・浴室用防カビくん煙材

・クリームクレンザー

・パイプクリーナー

・塩素系カビ取り剤

・ガラス用洗剤

・住まいの拭き掃除用洗剤

・トイレの拭きとり用クリーナー

 

「1日で済ませる大掃除」場所別の大まかなスケジュールはこちら

 

8:00~  キッチンの掃除【所要時間目安:80分】

 

換気扇”すぐくる”

 

・換気扇の部品を取り外して、洗剤をかける
・放置している間に、レンジフードなど取り外せない部分を拭く
・洗剤をかけておいた換気扇の部品をすすぐ
・落としきれない部分の汚れをこそげ落とす
・水ですすいで乾かす
・排水口に発泡タイプの排水口用クリーナーをかける
(30分以上放置した後、水をまわしかけてすすぐ)

 

詳しいお掃除方法は記事の後半をご覧ください。

 

9:20~  カーテンの洗濯を開始【所要時間目安:10分】

 

カーテン”すぐくる”

 

・カーテンの洗濯表示を確認
・家庭洗濯ができる表示なら、カーテンを取り外し、カーテンフックを外す
・ジャバラ状にたたんで、洗濯機で衣料用洗剤を使って洗う

 

詳しいお掃除方法は記事の後半をご覧ください。

 

9:30~  浴室・洗面所の掃除【所要時間目安:60分】

 

浴室”すぐくる”

・カビが生えているところにカビ取り剤をかける
・放置している間に洗面所を掃除する
・カビ取り剤をかけたところを水で流す
・水栓金具や鏡を掃除する
・浴室用防カビくん煙剤を使って防カビする
 (90分以上経過したら、30分を目安に十分換気をする)

 

詳しいお掃除方法は記事の後半をご覧ください。

 

10:30~ 窓・網戸の掃除【所要時間目安:60分】

 

窓”すぐくる”

 

・網戸に掃除機をかける
・洗剤を窓にかけて布でふく
・洗濯したカーテンを元に戻して干す

 

詳しいお掃除方法は記事の後半をご覧ください。

 

11:30~13:00 お昼休憩

 

13:00~ 照明器具の掃除【所要時間目安:30分】

 

照明器具”すぐくる”

 

・照明カバーをはずして掃除機でホコリを吸い取る
・水ぶきできる材質のものは、ふき掃除をする

 

詳しいお掃除方法は記事の後半をご覧ください。

 

13:30~  トイレの掃除【所要時間目安:40分】

 

トイレ”すぐくる”

 

・トイレの換気扇のホコリを掃除機で吸い取る
・手洗い器を掃除する
・トイレの便座を外してふき掃除をする
・洗浄ノズルの掃除をする
・便器と床の隙間を掃除する
・床を掃除する

 

詳しいお掃除方法は記事の後半をご覧ください。

 

14:10~ リビングの掃除【所要時間目安:40分】

 

リビングルーム”すぐくる”

 

・リビング全体に掃除機をかける
・大掃除した部分の仕上げと確認をする

 

詳しいお掃除方法は記事の後半をご覧ください。

 

14:50 終了!

 

場所別の詳しい掃除の方法

 

場所ごとに、詳しい掃除方法やラクするコツをご紹介します。

 

キッチンのお掃除は「昼食の前に終了を目標に!」【所要時間の目安:80分】

 

朝一番に取りかかりたいのが、キッチンの換気扇とレンジフード。
ガンコな油汚れがある換気扇掃除は、気合いが入れられる午前中のうちに、えいっ!と取りかかり、ピカピカにしてしまえば達成感もひとしおです。キッチン掃除の最後に排水口の掃除もやってしまいましょう。

 

<換気扇&レンジフードのお掃除方法>

 

1. 取り外せる部品に洗剤をスプレーする

 シンクに傷がつかないよう新聞紙を敷き、換気扇の取り外せる部品(整流板、フィルター、ファンなど)を並べ、「レンジ用洗剤」をスプレーします。

 

2. 取り外せない部品を掃除する

 放置する間に、レンジフードなどの取り外せない部品を掃除しましょう。布に「レンジ用洗剤」をスプレーし、汚れた部分をふき取ります。(目より高いところは、直接洗剤をスプレーすると目に入るおそれがあるので、布に洗剤をかけてふきましょう)

 

3. 1の部品をすすぐ

 1の部品をスポンジや布でこすりながら水ですすぎます

 

4. ガンコな汚れは道具で落とす

 3で落ち切れていない汚れがあったら、道具を使って汚れをこそげ落とします。
先が平らになっている割り箸や、いらなくなったポイントカードを使うと、汚れを落としやすいのでおすすめ!

 

5. 汚れをふき取ってすすぐ

 取れた汚れはスポンジや布でふき取り、流水ですすいでから、乾かします。
もし汚れが落としきれていなかったら、「レンジ用洗剤をスプレー」→「道具でこそげ落とす」→「ふき取りすすぐ」を繰り返します。
ただし、昼食までにキッチンの掃除を終了させたいので、こだわって深追いをしないようにしましょう。

 

6. 乾いた部品を元に戻す

 外した部品が乾いたら、元に戻します。

 

<排水口のお掃除方法>

 「発泡タイプの排水口用クリーナー」なら、粉を入れて水をかけ30分以上放置しておくだけなので、時間を有効に使えて便利です。もちろんヌメリ汚れもしっかり落とせます。
ここでは、『ルックプラス 清潔リセット』の場合を例にご紹介します。

 

1. 換気の良い状態にする
 『ルックプラス 清潔リセット』は塩素系の洗浄剤なので、使用中わずかに塩素臭がします。掃除を始める前に、窓を開けたり換気扇をまわしたりして、必ず換気の良い状態にしてください。

 

2. 排水口を水で濡らす
 ストレーナー(ゴミ受けカゴ)のゴミとネットを取り除き、排水口全体を水で濡らします。

 

3. 洗剤の粉を入れ、水をかける
 ストレーナーの底に、まんべんなく洗剤の粉(1袋)を振り入れ、粉全体にかかるように、コップ1杯(約200mL)の水を10秒くらいかけてゆっくり回しかけます。30分以上このまま放置します。
この放置時間に次の掃除をはじめましょう。

 

4. 水で洗い流す
 30分以上放置後に、水でよく洗い流してください。(24時間以上放置しないでください)

 

浴室の掃除は「光るべき場所を光らせて明るく見せる!」【所要時間の目安:60分

 

換気扇とレンジフードがキレイになったら、次は浴室へ。
目立つ黒いカビを取る、くすんだ水洗金具や鏡などの「光るべきもの」を掃除してピカッと光らせるなど、「光」を意識しながら60分程度を目安に掃除します。
浴室掃除は夫が担当という家庭はけっこう多いです。ここは男性の出番かもしれません

 

<浴室のお掃除方法>

 

1. 換気をして装備を整える
 塩素系カビ取り剤を使うので、換気をして、メガネ・マスク・手袋を着用します。

2. .黒カビにカビ取り剤をスプレーする
 黒くカビが生えているところに、カビ取り剤をスプレーします。浴室全面にスプレーしようとすると時間がかかるので、黒カビだけにポイントを絞りスプレーしましょう。
排水口にもスプレーします。

 

3. 洗面所を掃除する

 カビ取り剤をスプレー後、放置時間(表示を確認のこと)を利用して、洗面所を掃除しましょう。
「クリームクレンザー」を濡らしたスポンジや布につけ、シンクや水洗金具をこすります。落ちにくい汚れがあったら、丸めた食品用ラップを使ってこするのもおすすめです。(力をかけすぎると傷がつく場合があるので注意しましょう)
クレンザーの残りがないように、水でよくすすぎます。
鏡は、濡らしてよく絞った布(毛羽の少ない布がおすすめ)でふきましょう。

最後に、排水口に「パイプクリーナー」を注ぎ入れます。表示に書いてある時間がたったら水を流します。これでイヤなニオイもスッキリ!

 

4. 浴室をシャワーでよくすすぐ

 カビ取り剤をスプレーしたところを、シャワーでよくすすぎます。

 

5. 水洗金具や鏡などの「光るべきもの」を掃除する

 「クリームクレンザー」を濡らしたスポンジや布につけ、水洗金具や鏡をこすります。
手の届きにくい水洗金具の裏側は、細長く切った布を使うと、こすりやすくて便利です。

落ちにくい汚れがあったら、丸めた食品用ラップを使ってこするのもおすすめです。(クレンザーは力をかけすぎると傷がつく場合があるので注意しましょう)クレンザー残りがないように水でよくすすぎます。

 

6. 「防カビくん煙剤」を使って浴室まるごと防カビします

 最後に、「浴室用防カビくん煙剤」を使って、浴室内に残っている黒カビの原因菌を除菌してカビの発生を防ぎましょう。
付属のプラスチック容器の点線まで水をいれて床に置き、その中に防カビくん煙剤の缶を入れて、リング状のフタを付けます。30秒くらいたつと煙が出始めるので、煙が出るのを確認したら浴室から出てドアを閉めてください。10秒間ほど勢いよく煙が出て浴室全体に広がります。その後90分以上そのまま放置しておきます。
この放置時間に次の掃除をはじめましょう。

 

7. 90分以上たったら換気をして終了

 90分以上放置したら、30分間を目安に十分換気をします。浴室を水で洗い流す必要はありません。使ったあとの缶は「不燃ごみ」や「小物金属」など、各自治体の区分に従って廃棄してください。

 

窓まわりの掃除は「パパと子どものペアで楽しくふき掃除【所要時間の目安:60分

 

高い所の掃除は、女性にはつらい作業です。夫とお子さんのペアでやるのがおすすめです。小さいお子さんも参加しやすいお掃除です。

 

<カーテンのお洗濯&窓・網戸のお掃除方法>

 

1. カーテンを洗濯する

 カーテンの洗濯表示を確認して、家庭洗濯ができる表示なら洗濯機で洗濯を。ホコリをはたき落してからジャバラ状にたたみ、「洗濯ネット使用」と書いてある場合や、レースなどデリケートな素材のカーテンは、洗濯ネットに入れて洗います。洗剤は、洗濯表示に従い適切なものを選んでください。
洗濯には、60~90分程度時間がかかります。この時間にほかの掃除を進めましょう。

 

2. 網戸を掃除する

 網戸は外して洗うと時間がかかるので、外さずに最小限の掃除をしましょう。
掃除機の先端をブラシ状のタイプのものに替え、網戸に掃除機をかけます。掃除機はできるだけ細かく動かし、5~10㎝程度を往復させるようにすると、汚れをよく吸い取れます。

 

3. 窓ガラスをふく

 「ガラス用洗剤」を窓に「Z」の形にスプレーし、毛羽立ちのすくない布で洗剤を広げながらふき取ります。
上からジグザグさせながらふいていくのがコツ。2人がペアになって、内側と外側で「ふきあとの残り」を確認しながらふいていくと、よりキレイに仕上げられます。また、黒っぽい服を着ていると、汚れが見やすくなるので、効率よくふき掃除ができますよ。

 

4. カーテンを干す

 掃除が終わった窓に、洗濯が終わったカーテンを戻し、そのまま乾かします。

 

照明器具の掃除は「パパにパパッと!お願いしよう」【所要時間の目安:30分】

 

高いところにある照明器具を外す作業は、背の高い人にまかせたいお仕事。外したカバーを受け取る係をお子さんにお願いするなど、家族で協力してやりましょう。脚立などから落ちないように気をつけてくださいね。

 

<照明器具のお掃除方法>

 

1. 照明器具のカバーを外す

 脚立や踏み台などを利用し、照明器具のカバーを外します。
ホコリが落ちてくるかもしれないので、マスクや帽子(手ぬぐいを巻くのでもOK)をかぶりましょう。

 

2. 掃除機でホコリを吸う

 まずは、掃除機でホコリを吸います。濡れた布でいきなりふくと、逆に落ちにくくなってしまう場合もあるので、先に掃除機でホコリを取り除きましょう。

 

3. カバーをふく。

 照明カバーがプラスチックやガラスなど水ぶきできる材質であれば、ふき掃除をします。「住まいのふき掃除用洗剤」をスプレーして、乾いた布でふき取りましょう。

 

4. カバーを元に戻す

 脚立や踏み台などを利用し、照明器具のカバーを元に戻します。

 

トイレの掃除は「普段はできないところを集中的に」【所要時間の目安:40分】

 

普段、便器の中は掃除していても、便器と便座のつなぎ目などの細かい部分や床の奥のほうなどはキレイに掃除できていない方も多いと思います。また、トイレの換気扇は意外な盲点でもあります。大掃除では、そういったところを集中的に掃除しましょう。

 

<トイレのお掃除方法>

 

1. トイレの換気扇を掃除する

 カバーが外れるようなら外し、掃除機でホコリを吸い取ります。
「トイレのふき取り用クリーナー」を布やトイレットペーパーにふきかけ、ホコリをふき取りましょう。

 

2. 手洗い器を掃除する

 手洗い器の「黒ズミ」は、水垢にススなどが混じったガンコな汚れです。クリームクレンザーをスポンジか丸めたラップにつけ、こすり落としましょう。そのあと、しっかり水ぶきしましょう。
タンクの上に手洗い器がある場合、洗剤がタンクの中に入ると故障の原因になることがあります。お掃除する前に、タンクの穴に布を詰め、洗剤がタンクの中に入らないように気をつけましょう。

 

3. 便座と便器の隙間を掃除する

 温水洗浄便座の多くは外すことができます。取扱説明書を確認して、外してみましょう。
「トイレのふき取り用クリーナー」を布やトイレットペーパーにふきかけ、便座の裏側や、便器表面をふきます。

 

4. 洗浄ノズルとその周辺を掃除する

※事前に取扱説明書で掃除方法を確認しましょう。

 「ノズルそうじ」ボタン(機種によって名称が異なります)を押してノズルを出し、「トイレのふき取り用クリーナー」をふきかけたやわらかい布か、トイレットペーパーでやさしくふきます。
ノズルが収納されるところも、同様にふきましょう。

 

5. 便器と床の隙間を掃除する

 布またはトイレットペーパーに「トイレのふき取り用クリーナー」をふきかけ、竹串を使って隙間に沿わせながらふきます。 

 

6. 床の掃除をする

 ホコリが多い場合は、掃除機で吸い取りましょう。
最後に「トイレのふき取り用クリーナー」を床にスプレーし、布やトイレットペーパーでふいたら終了です。

 

リビング全体に掃除機をかけて、大掃除は終わり!【所要時間の目安:40分】

 

仕上げにリビング全体に掃除機をかけ、大掃除の途中で出てきたホコリをスッキリ吸い取ります。棚の上や、床に置いてあるものが雑然としていて気になれば、残りの時間を使って整理整頓しましょう。

 

<リビングのお掃除方法(確認と仕上げ)>

 

1. リビング全体に掃除機をかける

 掃除するとホコリも発生するので、掃除機は仕上げの意味もこめて最後にかけるようにしましょう。

 

2. 出ている物を整理整頓

 掃除機をかけながら家全体を見回し、雑然とした場所があったら、置き方を見直しましょう。
本の高さをそろえて並べる、リビングに使わないのに出してある物を処分するなど、ちょっと気を配るだけで見た目がスッキリしますよ。

 

毎年の大掃除。「やらなきゃ」と毎日のように気にするより、「何月何日に1日かけてやる」と決めてしまったほうが、割り切れて心がすっきりするかもしれませんね。1日限定のイベントにしてしまうのもgood! 

無理せず、楽しくすませて、がんばったごほうびに夕食は家族でおいしいものを食べに行くのもいいですね。

気になっていた汚れがなくなると、家が明るくイキイキとして、運気もアップする気がしませんか?今年の汚れをスッキリ落として、来年もよい1年にしましょう。 

 

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